40代男性です。
自分自身、高校で野球をし、その後も色々なゲームを観戦したり、プレーしたりして楽しんできました。
さらには、多くの野球ドラマを漫画、映画、歌、読書、などなどでも楽しみました。
この作品は八百長を題材にしているだけに、暗く、疑心暗鬼の雰囲気を持ちながら進んでいきました。読んでいて、興味深い話でした。しかし、「野球の事を悪く言うならば、もう、本城さんの作品は読まないぞ」という、こちらが疑いの気持ちを持ちながら読みました。そんな危うい所も感じさせる内容でした。
結末に驚きました。「本城さんも野球が好きなんだ」と思いました。「野球を正しく愛さない人への憤りをもっているんだ」とも思いました。
必ずしもハッピーエンドではない。しかし、同時に、精一杯生きた一人の野球人の人生を描いてくれたと思います。
他の作品を読むのが楽しみです。