鬼の3rdアルバム シーズン1「嗚咽」。
僕の思っていたのとは、違う「鬼」のアルバムであった、だが前アルバム「湊」の流れから行くとここにたどり着くか。。と納得の行くような・・・・?トラックは「湊」よりもっとジャジーになっていて、ラップはもはや語り?のようなフローに変わり、全曲を通して「サビ」がほとんどない、もっと音に乗ってラップしてもいいのではないか?と思ったが、これも「鬼」が意識的に書いたような気がする。。あえて音に乗るや定期的な「サビ」を入れることよりも、伝えたい言葉や想いを書き続けているように思う。
「歌」より「詩」を書いているといった方が合うと思う。文学的にはズバ抜けたセンスがあるのは間違いない、綺麗な言葉ではあるのだが、何故か感情が見えそれが卑猥にリアルに伝わる、聞き終わるとラップとはまた違うジャンルにたどり着いたと思ってしまうが、「鬼」のスタイルはもう完全に確立し、「唯一、オリジナル」といった言葉が似合うラッパーになったのは言うまでもないアルバムになった。
曲目は、「獄中日記」がとてもリアル、嘘やハッタリでここまで書ける訳がなく他の悪自慢ばかりするラッパーとは別格である。
「明るい部屋で」この曲は、僕の好きな鬼が出ておもしろい、崩した言葉とトラックを意識し、鬼の好きな下ネタ、薬、をリリックに入れればやっぱり僕はこっちが好きだ!と確信しました。
もっと最後のような遊びの曲を増やせば、バランスの取れたいい一枚になると思ったのに・・・・。