林弘明氏は昭和50年より不動産業務を開始され、現在は不動産コンサルタントとして研修講師等多方面の活躍をされている。バブル崩壊時にはいろいろ苦境の時期もあったが、それを乗り越えた現在は大変充実した日々を送られている旨を述べられている。
本書では、不動産について利害が対立する100の事例について、単純な法律による問題解決を超えた大所高所からのベストな方法を紹介されている。林氏のアドバイスは、不動産の事例について感情が絡む人間への洞察に重きを置いており大変含蓄が深い。
林氏は不動産コンサルタントであると同時に建築士の資格も取得され大変な勉強家でもあられる。不動産、建築に精通されたうえに人間味に沿ったトータルなアドバイスを出来る人は林氏の他にそう多くはないのではないだろうか。
本書は100の事例を一つずつ読めるので使いやすい。不動産に関係する人には一読をお奨めしたい。