優秀な営業マンと詐○師のテクニックには共通のものがあり、
世の中、「お金を奪う人」と「お金を奪われる人」がいるのだから
どうせなら、「お金を奪う人」になりましょう。
とその話一つ一つは面白いが、マジになると危ない。
今までも、問題商法に関する本はあったが、ほとんどは消費者保護の観点からか
または、荒唐無稽なピカリスクものだったように思う。
消費者が問題商法に引っかからないように、という目線から読むと
それなりに有意義なのだが、著者の語り口は問題商法のテクニックを
まねしろと言わんばかりだ。
本文中に紹介された販売テクニックも、どれが法に触れるか書かれていない。
特定商取引法については188〜189頁に簡単な説明があるだけだ。
このような書き方では営業マンが勘違いしてしまう可能性がある。
あとがきに「営業と詐○の間に境界線を引くものは・・(中略)それは
結局のところ「社会をより良くしたい」という意思の有無ではないでしょうか」
とあるのには強い違和感を感じる。
営業と詐○の間にあるものは「法律」だと思う。
当り前のことではあるけれど。