最初のうちは、頑張りこそは感じるものの、絵も構成も素人臭い漫画だと思ってました。
ですが、この巻ではもはやそういった素人臭さは感じられなかったです。アニメのスタッフとの話し合いからの影響もあったのか、かなりの成長が見られ、非常に面白かったです。
特に、心理描写がとても上手。
九尾を抑えきれなくなった神楽を殺さなくてはならなくなった剣輔。かつて同じような状況で決断を下せず逃げてしまった為に、剣輔を気にかける紀之。3年前の黄泉と同じように「私を殺して」と迫る神楽。
「零」を見ていれば二ヤりとするような場面がこの巻では特に多いです。
そして、何と言っても一番の見どころは剣輔の覚悟。
誰も選ぶことの出来なかった決断を下す剣輔はとても格好良かった。
王道な展開ではありますが、見せ方が上手く、アニメを見た方なら間違いなく楽しめる巻です。