横浜港と香港を結んでの違法輸入、っていうのが昔のTVドラマらしくてよい(笑)。撮影も横浜と香港でほぼ50:50の割合で、全体的な感じは「キーハンター2006」かな。キャストはレギュラー放送と変わりないが、香港映画の味付けをしているのが大きく違うところだろう。特に高野が着る黄色いジャージ(あれはキル・ビルの衣装じゃないよ)は「死亡遊戯」そのままだし、大男と闘う場面もそっくり。また鏡の部屋はご存じ「燃えよドラゴン」でお馴染みだ。B・リーの銅像も出てくるし、こういうノリは楽しい。「マトリックス」もびっくりの銃弾よけもあったしね(笑)。香港の撮影日程に無理があったのか、雨が降っているバスのシーンから、すぐにアスファルトがすっかり乾いた晴天のカットに移ったりと、不自然なつなぎが多かったのが残念だったが・・・。またさすが「喰いタン」だけに、料理の数々は美味しそうだ。肝心の食べるシーンが少ないのは、もうそこまでやると「グルメ紀行」になってしまうからだろう。悪役も全てがヌケていて、香港マフィアとヤクザとは思えない弱々しさで笑わせてくれる。これ単体で観ても十分理解できるので、映画好きの方にもお勧めします。星4つ。