登録情報
|
類似した商品から提示されたタグ(詳細)関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
じっくり読ませる小品,
By
レビュー対象商品: 喪失 (小学館文庫) (文庫)
スウェーデンを舞台にしたミステリーです。他のこの手のものと違うのは主人公がホームレスという点です。この本をついつ手に取ったのは、 当方が1日とは言え海外で野宿したためです。 実際、そのホームレス生活の描写は生々しいのですが、現在と過去を1章 尚、作者の大叔母は「長靴下のピッピ」の作者アストレッド・
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読みやすい文体,
By ryouka1197 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 喪失 (小学館文庫) (文庫)
32歳の富豪の令嬢がホームレスになった経緯と連続して起こる猟奇殺人の犯人捜しのサスペンス。 主人公はホームレスで生きている現状により、32歳であっても40代に見えるほど老け、 容疑者の段階で、でかでかと新聞に写真が載り、その後の連続殺人の犯人に仕立てられることが 己の神を築きあげてしまった犯人と、神に見放されたような人生を送ってきた主人公。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ヒロインの個性だけで勝負をつけた北欧ミステリ,
By
レビュー対象商品: 喪失 (小学館文庫) (文庫)
スウェーデン作家による珍しい北欧ミステリ。北欧と言えば、思い浮かべるのはどうしたって、シューヴァル&バールー夫妻によるマルティン・ベックのシリーズ。それにしては、世界を席巻したあれほどのミステリを擁しながら、北欧作品というのは、その後ほとんど目にする機会さえなかった。マルティン・ベックは1965年から1975年への10年間の作品だから、現代の北欧ミステリに、それらの魂がどのように受け継がれているのかという点では、実に興味深いところだ。本書は、その回答の一つを明確に指し示すものとして、われわれに珍しい機会を与えてくれる一冊である。 何しろ本書は2000年のベスト北欧推理小説賞を受賞、世界20ヶ国で翻訳されているという、逸物なのだ。 映画の小道具係から脚本家を経て、突如彗星の如く現われた女性作家カーリンは、ストックホルムを放浪する女性ホームレスというヒロインを作り出す。主人公は、もとは地方の資産家の娘だが、家柄をめぐる母親との確執の末、18歳にして、自由を手にするためホームレスとなる。 家を捨て、名前を捨てた彼女が、その社会的阻害性ゆえに、サイコパスに利用され、四面楚歌となってゆく過程には、ひとりの女性としての戦いのプレリュードといった趣がある。迷える彼女に、またもさらなる自由を求めさせる助言者となるのが、逃走中に知り合った、孤独な少年である。このあたりは、なんとなく映画『殺しのドレス』のナンシー・アレンとキース・ゴードンの犯人追跡コンビを思わせる。 異常で凄惨なやり方で損壊される被害者の死体に、どのような謎が隠されているのか、というポイントに関しても、本作品は白眉であり、ぼくはM・コナリー『わが心臓の痛み』のプロットのよさを、思い出したほどだ。 ホームレスゆえの自由への誇り。ホームレスゆえのとめどない不安。衝撃のラストシーンは、お約束のようにきちんと恐怖の時間帯をもたらしてくれる。 よく練られ、こなれた感のあるスリラーの傑作であるとともに、一方では、自立した大人の女性小説としての味わいも深く、バランスのよさを感じさせる。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|