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| 1. 喜歌劇「美しきエレーヌ」 |
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
健康的な色気とエスプリの饗宴,
By オペラ好きの英語学者 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 喜歌劇《美しきエレーヌ》 [DVD] (DVD)
オッフェンバックの喜歌劇は、もっともっと皆さんに広く親しんでもらい作品群であると私は日ごろから思っています。この『美しきエレーヌ』にしても、次々と流れてくる楽しく美しい旋律の数々や、色彩感あふれるオーケストレーションなど、文句なしに楽しめる超一級の作品といえるでしょう。ただ、この作品の場合は、パロディーの元になっているギリシャ神話のエピソード自体がいささか込み入ったストーリーである上、このディスクの上演ではさらに現代的な風刺やユーモアを取り混ぜてしまっているため、あらかじめ添付の解説書を読んである程度の背景知識を得ておかないと、充分には楽しみにくい、という難点はあるかもしれません。演出については、健康的でありながら結構露骨なお色気の表現などが随所に見られますが、それらも単なる悪ふざけや嫌味にはなっておらず、いかにもフランス的エスプリを感じさせてくれて、むしろ好感が持てます。主役のロットをはじめとして、出演者やオーケストラの演奏レベルはきわめて高く、それもこの上演があくまで上品さを失わずにすんでいる理由のひとつになっています。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
奇想天外、元気ができるパロディ・オペレッタ,
By nakamiya4 (東京都) - レビューをすべて見る 配役が豪華。モッフォは美貌は当然として、少々衰えかけた歌唱もコロラトゥラの聞かせ所などを得て奮戦。コロは本業であるワーグナーの役どころに近いせいか(そうかあ?)歌も演技も余裕たっぷりだ。脇が名優マインラート以下また凄く、驚異のバス歌手レブロフのインチキ神官、セラフィンのスケベ親爺アキレス、そしてアイアス1号2号と二人のヘテーレ役に本物の双子。テノールとソプラノで各1組、若手で芸達者の双子を用意できるとは、当時のドイツオペラ界の層の厚さ恐るべし。 おそらくは舞台上演を踏襲した映画化で、演出はオールセットを駆使して奇想天外やりたい放題。いきなり監督が登場して長々と解説を始めて笑わせる冒頭から、人を食ったラストまで、少しフェリーニ調で楽しい。繰り返し見ていると、隅っこにいるだけの4人の女王(?)や群衆一人一人にまで親しみが出てくる。 演奏はミンコフスキー指揮のCDなんかに比べるとシンフォニックだが軽やかさは充分、澄んで美しい音色と浮き立つようなリズムに身を委ねているだけで気持ちがいい。すぐれた演奏による音の快楽、美男美女と芸達者たちによる目の保養、捻った脚本と演出よる笑い。元気が出る映画だ。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
日本語字幕が少なすぎ,
By かすみん (千葉県市川市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 喜歌劇《美しきエレーヌ》 [DVD] (DVD)
アマチュアオペラ座のエキストラとして急遽出演することになり、参考資料として購入しましたが、このオペレッタについての基本知識がない者がいきなり見るには、あまりにも日本語字幕が少なすぎます。もともとの物語がわかっていないうえ、随所に現代劇調の演出が加わっているので、日本語字幕のみでは笑えないどころか、筋も全く理解できませんでした。音楽は美しく親しみやすいのですが。
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