登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
全編“回文尽くし”の異色作,
By
レビュー対象商品: 喜劇悲奇劇 (ハルキ文庫) (文庫)
奇術師やアクロバットダンサー、猛獣使いなどの芸人たちが結集したショウボート〈ウコン号〉の興行初日間近の台風の日、奇術師が何者かに刺され、海中に転落 した。その後、事件は連続殺人へと発展したのだが、奇妙なことに、被害者たちは 全員、上から読んでも下から読んでも同じに読める回文名を持つ者ばかりで……。 タイトル、章題、そして最初と最後の一行まで回文で揃えた“回文尽くし”の異色作。 回文名を持つ者ばかりが殺されるという荒唐無稽にも思える状況については、座長が 縁起を担いで芸人の芸名を改名させたという無理のない説明がなされており、趣向の ための趣向とならないよう、配慮がされています。 また、回文だけでなく、殺人事件についても趣向が凝らされており、犯人を容疑圏外 に置く技法や、犯人を限定するための手がかり(内線電話の故障)、そして芸人たち それぞれの芸に対応した殺害方法などに作者ならではの冴えたテクニックが光ります。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
恐るべき力作!,
By
レビュー対象商品: 喜劇悲奇劇 (角川文庫 (6085)) (文庫)
こんなアイディア、たとえ思いついても、そうそう実現できるものではない―――泡坂氏はそうした案を本当に実現させてしまう、才能と執念の持ち主だ。 例として「しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術」という傑作があるが、 本書は回文を扱った凝りに凝ったミステリー。 タイトルおよび、目次の各章の章題がすべて回文になっている! 内容自体も回文が重要なテーマになって謎が進行していくという、 おそらく前代未聞の試み。 著者の職人芸に脱帽! 今でももっと多くの人に読まれてもいい力作だと思う。
5つ星のうち 2.0
稚気。そして趣向の妙。,
By 風 "風居士" (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 喜劇悲奇劇 (創元推理文庫) (文庫)
てっきり酔いどれのマジシャンが探偵役かと思って、序盤から中盤にかけてのダメダメっぷりも、ラストでピシッと決めてくれる温度差の感動を与えてくれるためなんだろうな、と期待しました。しかし、事件が佳境に入ると、推理する役がよくわからない人で、しかもラストでいきなり怒濤のように謎解きを始めるので、ついていけませんでした。もちろん、伏線も巧みに張ってあるのですが、いかんせん読者がそれを結びつける『間』が無いので、置いてきぼりをくらった感じです。途中で登場人物達の推理合戦を入れて欲しかった…。で、様々な仮説を大きく裏切る真実が欲しかった…。惜しい。回文尽くしはとても面白いです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|