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善人ほど悪い奴はいない  ニーチェの人間学 (角川oneテーマ21)
 
 

善人ほど悪い奴はいない ニーチェの人間学 (角川oneテーマ21) [新書]

中島 義道
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 760 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

ニーチェの「善人批判論」をテキストに、現代社会にはびこる「善人」たちの暴力性を暴く。自らの弱さを武器に、権利を過度に要求し、偽善、欺瞞、嘘をまきちらし、それに気づかない人々。ニーチェの本質が明らかに。

内容(「BOOK」データベースより)

ニーチェの善人攻撃や同情非難は自分自身の内に潜む「弱さ、卑劣さ、善良さ」に対するものではないか。強烈な自尊心と、何をしても上手くいかない諦めを持つ若者たちが数百万規模で発生している現代日本でニーチェがよく読まれる理由がここにある。傲慢と自虐の極致をゆくニーチェから学ぶ、絶対的真実。

登録情報

  • 新書: 221ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/8/10)
  • ISBN-10: 4047102490
  • ISBN-13: 978-4047102491
  • 発売日: 2010/8/10
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ami
形式:新書
確かに、著者は拘りの強い人柄で、偏りのある内容です。
社会に出て会社組織などで働いている人にとってはごく普通の処世術も、著者にとっては嫌悪の対象のようで、近くにいたら面倒くさいことこの上ない人物でしょう。

けれど、いまの日本が安易な「優しさ至上主義」に陥っているという本書の問題提起には全面的に賛成します。
厳格でなければならない場面においても、優しさを強要する雰囲気に負けて正しい言動を貫けないという問題が、政治をはじめ、社会の隅々にまで蔓延しています。
すべての人にとって、自分自身の中にいる弱者=善人(偽善者)について省みる良い機会として、一読の価値はあると思います。その意味で星5つにしました。

こういう癖のある人の主張に、すぐに嫌悪感を抱き拒絶してしまう人も多いようですが、それ自体、舌触りのいい優しさに慣れきった「善人」の特徴のように思います。
大体、「偏りのない人」の書いた本なんて、果たして読む意味があるのでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
友達確認に過ぎないメールを送りあう、現代の中高生には、本当の友人同士の「信頼」があるのでしょうか。ひとたび返信が遅れれば、たちまち「裏切られた」と言い募りかねない、脆いものであることはないでしょうか。事実、彼らは「ケータイ」依存ですが、それは「罰される」という意味で、「イジメ」られるのが怖くて、返信を続けているに過ぎません。友人への不信感を覆い隠し、メールで「優しき脅迫」を繰り返し送りあうという、相互監視に過ぎない友人関係ではないでしょうか。

この本は、このような偽善的な人間関係を暴くものと言っていいでしょう。

自らの身を守る為の打算に基づいて、あらかじめ自分は「優しい」という布石を打つことで、攻撃された場合のアリバイを作っておくという、卑劣な論理で動きがちな現代日本人。そこで「裏切られた」と見るや、相手を信頼していたわけでもないのに、自分の方は「優しい」態度で接していたというアリバイを用いて、徹底的に相手の裏切りを攻撃するわけですね。このように、相手に配慮するように偽装した形で、自分の身を守る予防線に過ぎない「優しさ」を用いる「善人」の卑劣な賢さを指摘します。これが、「信頼」には値していないことなど、言うまでもないでしょう。

そして、周囲に自分が惨めであると「同情」を装った脅迫を用いるという、弱者の加虐的な心理を暴き、それが弱者集団における、一種の「権力」であると明らかにするのです。このような差異ある他者の存在への不寛容な態度で、際限なき「善人」たる「みんな」への同一化を求め、苦しさを味わっていない強者という「罪人」に対しては、その「抜け駆け」を罰しようと陰湿な嫉妬を抱きます。このように、強者に負い目を抱かせようとする弱者の論理を、「弱者の権力」と指摘します。

一方で弱者自身も、自分自身に世間の価値観への無批判な「同一化」を追及する結果、自分を押し殺し、自分自身を見失うことで、どうしようもなくなっていってしまう自縄自縛の縮小均衡ループに陥るようです。ニーチェは、このように善人こそ諸悪の元凶であると、鋭い洞察力で喝破したようです。

非常に懇切丁寧に、弱者の論理を詳細に分析し、具体的な事例を挟みながら、文章を進めていってくれます。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
いいときのヨシミチ本にある
独特な詩情やユーモアがなく
なんかえらいヒステリックでまるで悲鳴のよう。
毒にも冴えがないです。

2ちゃんねるのいやらしさを執拗に罵倒してますが
そんなの誰だって知ってるし
読まなきゃいいだけなのに。

大学やめて時間があるから
ネットばっかり見てるのかな?
なんかあまり精神状態がよくないようで
後味が淋しい本でした。
このレビューは参考になりましたか?
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善人面した悪(ワル)を抹殺せよ!
中島さんの本書には、一切ごまかしや、その場しのぎの理想論は存在しない。そもそも「善人」とは何か?それは「自分の無能を棚に上げ、弱者に都合の良い道徳観、世界観をでっ... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: 死刑台のエレベーター
いいです。
全部は読んでいないです。
善人が悪いと言っても、悪人よりはマシだと思うのですが、
相変わらずの中島義道節で面白いなと思いました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ゼロ
ガンジス川
・全体像
ニーチェ、それは若い頃の私にとって「嫌悪」の対象だった。

孤高の哲学者【中島義道】によるニーチェの入門書。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 雪消ゆうじ
痛快です
社会にはびこる欺瞞的善人的な嘘が嫌いな人、自分の弱さを認められず、強くありたいという強迫観念を負っている人... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 教養主義の学生
可もなく不可もなく しかしちょっと残念
中島さんの著作はかなり多く読んでいるのですが、抽象的な話はあまり・・・でした。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: にっしー
ジジイの悪口
期待したのだが残念。
こういう者が弱者→弱者はいつもこうする→別の場面で弱者はさらにこうする→そしてこういう者が弱者、... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ショーチ
いわゆる「善人」はつくづく悪人であると実感させるいつもの中島節
世の中で一般的に「良い」として受容されている
「道徳」は道徳的に実現されたものではない。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 西尾克人
凡作
ちまたにあるニーチェの本に比べて、ニーチェ特有の批判精神が生かされ、格言や処世訓に堕していないところ、さすがは哲学者である。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: smart
また読んでしまった
中島にしては可も無し、不可も無し。ブームに乗ってちょっとひと儲け、といった程度の著作。肝心のニーチェの引用より中島本人の個人的な意見の方がおもしろかった。引きこも... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: ナッチョ
頭でっかち
利口な人はおそらく最初の数ページで読むのは時間の無駄と悟るだろう。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 山田太郎
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