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「啓蒙とは何か」において、自律について、そして自由について簡潔に語られている。カントの読む上で重要になってくる概念である。
また「人類の歴史の憶測的起源」も必読のものであると思う。ヨーロッパ文化における信仰(キリスト教)と理性(哲学)との係わり合いを考える上で実に興味深い。カントは「創世記」を手がかりとして、見事に自然、文化、道徳を考察している。
自由、自律、自然、文化、道徳等等。いずれも慣れ親しんだ言葉ではあるが、その実は大変ややこしいものでもあり、今一度吟味する必要があるのではないか。三大批判書を読む前に是非読んでおきたいものである。でなければ、独りよがりな解釈に陥る危険がある。
カントを読まれる向きにはまずこれから。
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