身近な話でファンクショナル・アプローチを紹介した本。前著が個人的にはややややこしかったので、
こちらはまさしく入門編で、わかりやすくてうれしい! 写真や図もわかりやすい。
この本は「何のため」「誰のため」というのを、つねに突きつめて考えていくためのレッスン、
つまり、本質的な思考をするためのレッスンの本だと言えるかと思う。
たとえば上司に「ハンコをもらう」という行為。
それは認証のためであり、認証のためには「はんこ」でなくてもいいのに、
人はファンクションを考えずに、惰性で「はんこ」をもらい続けている・・・。
こうしたことが日常や仕事の中にはあふれていて、
それをすべて「何のため?」「誰のため?」とつきつめて考えることを癖づけると、
動き方が変わってくる。生き方が変わってくる。
読み終わると、世界のとらえ方が少し変わったかなと思える本だ。