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問題は、躁なんです   正常と異常のあいだ (光文社新書)
 
 

問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ (光文社新書) [新書]

春日 武彦
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

うつがあれば、躁もある。ただし躁が取り沙汰されることは少ない。躁病のみを取り上げた一般書もない。これには理由があって、躁はうつよりも頻度が低い。しかもことに軽躁状態は、見過ごされやすい。明るく元気があってよろしい、というわけである。しかしそれは空疎で騒がしいテレビのバラエティー番組を、明朗で快活さにあふれた楽しいひと時と思い込むようなもので、先入観をあらためる必要があるのではないか。(中略)
本書は、さまざまな角度から躁についてのアプローチを試みている。読み進めることで読者の人間理解がより陰影に富んだものとなれば、著者としては当初の目的を果たせたと安堵することになるだろう。(「はじめに」より)

内容(「BOOK」データベースより)

奇妙な言動、不可解な事件の裏に…。躁を知ると人間理解が深まる。“国民病”の「うつ」と比べて、知られざる「躁」。その奥深い世界を、初めて解き明かした一般書。

登録情報

  • 新書: 195ページ
  • 出版社: 光文社 (2008/2/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 433403442X
  • ISBN-13: 978-4334034429
  • 発売日: 2008/2/15
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
実際にあった事例などを踏まえて、「躁」について分かりやすく書かれてます。「こういう人いるよね」と共感する部分もあり、すんなり読めました。ただ後読感としてはマイナスで、必要以上に「躁」な人を下にみてるというか、卑下してる感じを受けます。客観的な述べ方で十分だと思います。この著者が「躁」なのでは?と思うと納得出来るのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
38 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 紫陽花 VINE™ メンバー
形式:新書
現代では「鬱病」は良く話題にされるが「躁病」は余り話題に上らない。本書はその「躁病」について考察する事で人間理解を深めようとするもの。「躁」になると明るく元気になる、と言うイメージがあるので、それを戒めようとするものである。「鬱病」を良く「心の風邪」と喩えるのに対し、著者は「躁病」を「心の脱臼」と形容する。

快調な出だしのようだが、著者の意図が今一つ不明である。恣意的な例を挙げては、あの人は"躁病だった"と述べる。世間的に突飛な行動を取ってしまう人への警戒心を読者に植え付けるためなのか、そうした人への救済策を提案しようとしているのか曖昧なのである。また、「躁病」を「鬱病」よりも重い精神病とし、「躁」が昂じると幻覚妄想の世界になると言う。一般感覚と大分異なる。通常感覚では「躁」になっても、せいぜい競馬で大金をスルとか人前で奇行を演ずる程度であろう。戦場心理、ストーカー、家庭内暴力、これらの原因を全て「躁」に求めるのは、精神科医にとっては活躍の場が増すだろうが、個人的には釈然としない。私は「鬱」の経験があり、少し元気になると、今度は「躁」だと扱われ、困惑した経験がある。

「躁病」の治療に関しては、困難と言うだけで余り筆が割かれていない。一般的に、精神科医は人間心理を分析出来ると、自信過剰の面がある。私は精神科学は人間心理を分析出来る程には進んでいないと思っているので、本書の例示・分析にも信用が置けない。第一、本書の記述姿勢が「躁」気味ではないのか ?
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
わたしは双極性障害を患っています。
といっても、2型なので、軽躁状態と重いうつ状態の繰り返しです。
現在治療中です。

患者側の立場から読むと、とても興味深く、そして哀しい本です。
何が何でも絶対に誰にも見抜かれたくない自分の本質――
哲学的で深い人間のように見せたいのに、実は薄っぺらで俗物の典型である――ところなど、
認めたくないのに、全くその通りなのです。
目を背けたかったものに対峙させられた感じがありました。
そしてそれを認めざるを得ない自分がいる。
読後は一時混乱し、軽い躁鬱混合のような状態になりました。
が、数日たつと、そのような自分が面白くもあり、可愛くも思えるという開き直りの気分になりました。
その辺りがやはり躁という病気を持つ自分の思考回路なのでしょう。
結局は自己中で自分には甘い。
けれどそうでもして折り合わなければ、躁という危うさに押しつぶされそうな自分がいるのを感じます。

この本は、そんな躁気質の人達を見事に描いてくれています。
患者本人には是非読んで欲しい一冊であり、
周囲に躁病あるいは躁状態の人がいる人にも読んで欲しい一冊。
また、躁病というものがまだまだ認知されていない世の中、全ての人に目を通して貰いたい一冊でもあります。
自分の周囲にいる困ったちゃんの言動や心理が理解できるようになる一冊だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
「で?結局何がいいたいの?」となる本。
双極性障害について理解を深めたいと思い、本書を購入しましたが、全く参考にはなりませんでした。... 続きを読む
投稿日: 28日前 投稿者: ひかり
こういう本はもっとあってもほしい。
躁病とは何か?本書にでてくる、矢野目源一、元祖無責任男、ポール・N、右翼の児玉邸に突っ込んだMといった話を読んで、思わず笑った。躁病は現代だけかとおもったら、昔か... 続きを読む
投稿日: 2010/5/26 投稿者: みみず
意図が明瞭でないものに魅力を感じるには、文体に対する親和性が必要だ
他の方が、以下のコメントをされていますが、同感です。

「本書の記述姿勢が「躁」気味ではないのか ? 続きを読む
投稿日: 2010/1/10 投稿者: ひろぴー
このひとは本当に精神科医でしょうか?
内容も稚拙で、躁病者の事例を紹介し糾弾するに留まり
その原因追求、治療方法など具体的アプローチが全くなく... 続きを読む
投稿日: 2009/9/24 投稿者: 患者A
「躁」気質を誰の中にも見いだせて興味深い
「問題は、躁なんです」際どいタイトルだな〜と思って読んだら、目から鱗の名著でした。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/1 投稿者: socks
最後の最後で恐怖を感じた
春日氏の本はたくさん読みました。元々躁よりも、家庭の問題(いわゆる毒親や... 続きを読む
投稿日: 2008/12/25 投稿者: maui
納得いきませんが、これが入門書だとすると…
身近に躁うつ病の人を見て、自分は別の病気で通院暦が長くて書籍をいくつか読んでいましたが、自分の知識との違いに戸惑っています。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/19 投稿者: katsuhiromihara
sou
自分自身に躁鬱的気質があると精神科医に言われた事もあり関心をもって読了。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/11 投稿者: レン・コン
躁という問題
他の人も散々言っていることだが、「鬱」ではなく「躁」を問題にしたという一点だけでも、この本には価値がある。... 続きを読む
投稿日: 2008/8/10 投稿者: 青ち
躁と鬱の関係
うつについての本はたくさんあるが、躁についての本はなかなかない。具体的な事例を通して、見過ごされがちな躁病に光を当てる。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/15 投稿者: fon
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