内容紹介
当事者の声を抜きに制定された障害者自立支援法の本格施行(2006年10月)により、障害者の暮らしは大きく揺らいでいる。施行後の障害者の深刻な暮らしの状況をふまえ、法の見直しに向けて、障害当事者の立場から法のさまざまな問題点をわかりやすく解説する。
著者について
特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議
DPI(Disabled Peoples' International)とは、1981年の国際障害者年を機に、身体、知的、精神など、障害の種別を超え活動する障害当事者団体として発足し、日本会議は1986年に設立。障害者が地域の中で当たり前に暮らせるノーマライゼーション社会の実現に向け、国際協力、政策提言、情報発信を担う。障害者自立支援法をはじめ障害者基本法、交通バリアフリー法の成立、改正で、障害当事者の立場からの論点形成を行う。また、2006年末に成立した障害者権利条約策定過程に参画。今後は、国内の法整備を目指す。国内の加盟団体は58団体(2007年2月現在)。編著に『世界の障害者われら自身の声-第6回DPI世界会議札幌大会報告集』(DPI日本会議・2002年第6回DPI世界会議札幌大会組織委員会編、現代書館)。本書の担当は、尾上浩二(DPI日本会議事務局長)、山本創(難病をもつ人の地域自立生活を確立する会〈DPI日本会議加盟団体〉代表)、南舘こずえ(DPI日本会議事務局)。