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内容紹介
初午の日、日本橋瀬戸物町の鰹節問屋にんべん伊勢屋の家が騒がしい。十三歳の伊之助が半元服を迎えるのだ。それから四年。亡き父の商売に対する想いを継ぎ、二代目として日々奮闘している兄・伊兵衛を支え精進する伊之助。だがその甲斐虚しく、伊勢屋には危機が。叔父も番頭も信用できない。大店の意地は捨てると覚悟し、新しいことを試みるがうまく行かない。そんななか兄が祝言。兄嫁の初々しさが台所を明るくし、商売も地道な努力が実って少しずつ上向いてきた。伊勢屋の皆が追い風を感じていたときに起きた不幸、兄嫁るんの死。悲しみのあまり心を閉ざした兄の死。新当主となった伊之助にとって苦渋の歳月が続いたが今は妻がいる。店のため、... 続きを読む |
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