内容紹介
初午の日、日本橋瀬戸物町の鰹節問屋にんべん伊勢屋の家が騒がしい。十三歳の伊之助が半元服を迎えるのだ。それから四年。亡き父の商売に対する想いを継ぎ、二代目として日々奮闘している兄・伊兵衛を支え精進する伊之助。だがその甲斐虚しく、伊勢屋には危機が。叔父も番頭も信用できない。大店の意地は捨てると覚悟し、新しいことを試みるがうまく行かない。そんななか兄が祝言。兄嫁の初々しさが台所を明るくし、商売も地道な努力が実って少しずつ上向いてきた。伊勢屋の皆が追い風を感じていたときに起きた不幸、兄嫁るんの死。悲しみのあまり心を閉ざした兄の死。新当主となった伊之助にとって苦渋の歳月が続いたが今は妻がいる。店のため、家族のために商売にいそしむ伊之助。「商人はなんのため商売するのか--」父親の問いを胸に、商才を現し、にんべん伊勢屋を大きくした男を描く長編時代小説。
内容(「BOOK」データベースより)
半元服を迎えた日本橋瀬戸物町の鰹節商、伊勢屋高津伊兵衛の次男、十三歳の伊之助。父亡き後、跡を継いだ兄を支えるが、伊勢屋には次々と不運が見舞う。三代目となった伊之助はいかにしてこの危機を乗り越えるのか。商売を大きくした男と支えた女たちを描く。
内容(「MARC」データベースより)
商人は何のために商売をするのか-。日本橋の鰹問屋伊勢屋にんべんの三代目となった伊之助の夢と支えた女の力。江戸商人の心意気を描く長編時代小説。
著者について
1948年、東京生れ。青山学院大学中退。東京・阿佐ヶ谷ねじめ民芸店を営むかたわら詩を書く。81年処女詩集『ふ』で第31回H氏賞受賞。88年『高円寺純情商店街』で第101回直木賞、2008年『荒地の恋』で第3回中央公論文芸賞を受賞。舞台で朗読パフォーマンスを行い、テレビ、ラジオでも活躍。最近では絵本も執筆し、表現の幅を広げている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ねじめ 正一
1948年、東京都生まれ。青山学院大学中退。東京・阿佐谷で民芸店経営のかたわら詩を書く。1981年、処女詩集『ふ』で第31回H氏賞、1989年『高円寺純情商店街』で第101回直木賞、2008年『荒地の恋』で第3回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1948年、東京都生まれ。青山学院大学中退。東京・阿佐谷で民芸店経営のかたわら詩を書く。1981年、処女詩集『ふ』で第31回H氏賞、1989年『高円寺純情商店街』で第101回直木賞、2008年『荒地の恋』で第3回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)