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啄木日記を読む
 
 

啄木日記を読む [単行本]

池田 功
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

はじめての日記論。赤裸々さと煩悶、心情の吐露から見える新たな啄木像。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

池田 功
1957年新潟県生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。韓国・東国大学校招聘特別専任講師、ドイツ・フライブルク大学及びボン大学日本文化研究所客員教授を経る。現在、明治大学政治経済学部教授、同大学院教養デザイン研究科及び文学部兼任講師。文学博士。国際啄木学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 190ページ
  • 出版社: 新日本出版社 (2011/02)
  • ISBN-10: 4406054634
  • ISBN-13: 978-4406054638
  • 発売日: 2011/02
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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 池田功著『啄木日記を読む』の帯文には「はじめての日記論/赤裸々さと煩悶/心情の吐露から見える新たな啄木像」とあります。

 まさに、はじめての「啄木日記論」の単行本です。池田氏にはすでに『石川啄木 国際性への視座』(おうふう)をはじめ、多数の啄木関係著作があります。

 また、多くの啄木論を書いております。私は啄木を読む池田氏の視点にいつも、国際性の目線で啄木作品を読むという、他者にはみられない広さを感じてきましたが、今回の著書もその視点はしっかりと感じられました。

 現存する啄木日記は13冊ですが、そのすべてを丹念に読み込んで、そこから啄木の「喜びや苦しみや社会への憤り」を感じ取った著者の深い知識と豊な感性とが、だれにでも分かるやさしい言葉で書かれていることに、先ず感動しました。

 先年亡くなられた作家、井上ひさし氏が国際啄木学会の東京支部研究会で、井上氏が小説を書くときの心情としていることのひとつに、「むずかしいことを易しく書くということです」、と話されたことは、今も私の心に深くのこっております。
 この話しは著者の池田氏も一緒に聴いていた、と記憶しますが、まさに井上氏の心情のひとつを、池田氏が実践しているような思いがします。

 国際性のもっとも大切なのは他者との協調性である、と私は思うのですが、池田氏の今回の著書からも、啄木が如何に豊かで、深い国際的精神を有した文学者であったかを、”外国人から見た啄木”などを通して池田氏が得たことも含めて知らせて頂きました。
 本書は研究者には勿論でしょうが、私のような愛好者にも嬉しくなるような一冊です。
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