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唯識の心理学
 
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唯識の心理学 [単行本]

岡野 守也
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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唯識の心理学 + 唯識と論理療法―仏教と心理療法・その統合と実践
合計価格: ¥ 4,200

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

フロイトやユングらの西洋の深層心理学に拮抗し、それらを包括・統合する可能性さえもつといわれながら、長く伝統の中に秘められたまま、現代思想の広場に開かれることのなかった唯識をトランスパーソナル心理学的アプローチで読み解く。

内容(「MARC」データベースより)

フロイトやユングら西洋の深層心理学に拮抗し、それらを包括・統合する可能性さえもつといわれながら、長く伝統の中に秘められたままだった唯識を、トランスパーソナル心理学的アプローチで読み解く。90年刊の改訂新版。

登録情報

  • 単行本: 270ページ
  • 出版社: 青土社; 改訂新版 (2005/04)
  • ISBN-10: 4791761847
  • ISBN-13: 978-4791761845
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
おそらく人間のエゴイズムを徹底的に見抜き,その構造を明らかにしている思想としては,唯識に勝るものはないのではないかと思われるが,どうであろうか。本書は唯識の思想をトランスパーソナル心理学の文脈で読み解く試みをしている。徹底的に人間の闇の部分を見つめながらも,決してニヒリズムに陥らない。同じ著者の『大乗仏教の深層心理学―『摂大乗論』を読む』も一緒に読んで欲しい。ただし,正統の唯識研究とは文脈が異なっているので,横山紘一氏などの唯識の専門家の著書にも目を通しておいた方がいいかもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
  この本を一部引用(私訳、要約含む)させて頂くと、

  ・唯識は「観念論」「唯心論」といった、そういう単なる理屈の問題として「心がすべてだ」といおうとしているのではない。

  ・空思想にせよ唯識思想にせよ、「全部空しいのだ」「すべては意味ないのだ」と、
   ニヒリスティックに誤解してはならず、主眼は、自分がどのようにして自我への囚われから自由になるか、
   なぜ自由にならなければならないのかといった、修行の実践のための理論なのである。

  誰もが理解しやすい平易な論調で、
  ときに唯識とトランスパーソナル心理学を比較分析しながら岡野氏は論を展開していく。
  
  御本人曰く、「大いに拡大解釈をしている」と御謙遜しておられるが、
  それもその余りある博識さと、坐禅やヨガによる深い瞑想体験をお持ちの故であるからして、
  大きな解釈のズレはなかろうと素人判断で思います。
  唯識の入門書として皆さんに大いにお勧めできます。

  私がまた別にお勧めする岡野守也氏の本は、『大乗仏教の深層心理学−摂大乗論を読む−』
  『道元のコスモロジー』です。これがまた分りやすい。
 
  本来「言語道断」「不立文字」である悟りや空の概念を、古今東西の思想家は言葉で表すことに四苦八苦してきた。
  しかし、なぜかこの方にかかるとそれが簡単になる。理解させられた気になる。
  「これって・・言葉にできてるんじゃない!?」って気がするのは私だけであろうか?

  ≪「生きづらい人へ」-憔悴した心を鷲掴みする本の紹介-≫ なるブログを書いてます。
              興味のある方よかったらどうぞ覗いてみてください。 プロフのリンクからどうぞ。
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
分かりやすい唯識入門で、こういう本なしには、このテーマは、とうてい一般人に歯の立つ代物ではないやろ。そういう意味ではいい本だ。しかし・・・頭では理解できたとして、それからさらに、一体どれだけの人間が、「変性意識」に層を見出せるくらいに、瞑想に熟達できるというのだろう?(そこまでいかなきゃ意味ないよね?)一生かけて、そればっかやってる本職の坊主だって難しいはずだ。いわんや日々食うに追われている一般人においてをや。乱暴なようだが、念仏さえ唱えれば成仏できると主張する(鎌倉仏教か?)ことの、実際的な意義を逆に痛感したよ。一般人において、このように困難なことをさらに一般大衆に敷衍する、すなわち社会現象にすることは、ラクダが針の穴を通るくらい難しいだろう。それなら、そもそも唯識にどんな意味があるのだろう(過去、現在、未来にわたって)?単純素朴に僕はこういう疑問を抱かざるをえない。
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