一風変わった旅館の女将と
そこへ迷いこんできた若い助教の
ドタバタコメディ、です。平たい説明ですね。
「断裁分離のクライムエッジ」は同じ作者ですが、
あちらの方が重い。こっちは人も死なず、ギャグ寄り。
いろんな意味で比重が違う作品ですが、本質は同じものです。
僕が緋鍵龍彦先生を知れたのはクライムエッジがきっかけです。
緋鍵龍彦は出会えた幸運に感謝している漫画家のひとり。
この人の漫画のノリは好きだ。とてもマンガマンガしてる。
そして、時折とてもフェチたっぷりな描写を挟みこんでくる。それも唐突に。
どちらも、ひとえに作者の『愛』と言えましょう。それが好き。
欠点があるとすれば、わかりづらいところだと思う。
ストーリーが難解ということでなく、何が起こったかわからないまま進む感じ。
「細けぇ事ぁ〜」精神は好きだが、頻度が多すぎると臨場感や爽快感に欠けてしまう。
勢いに表現力が追いついてないだけだと思うので、時間が解決してくれるでしょう。
色気と勢いに溢れる画風なので、たぶん、近い将来、
「クライムエッジ」か、またはその次回作でアニメ化してくれるだろうが、
全2巻の本タイトルでは無理だろう、たぶん・・・。
だが俺は好きだ!俺は忘れない!きっと将来こう語るだろう!
緋鍵龍彦にも未熟な時代はあった!
未熟でなお、こんな素敵な漫画を描いていたと!