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哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))
 
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哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545)) [新書]

伊勢田 哲治
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

テツガクなんて小難しいだけで、日常の現場では何の役にも立たないのでは?否、それは工夫しだいで思考のスキルアップに直結するものだ。本書では、分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを縦横無尽に使いこなす術を完全伝授!もっともらしい屁理屈や権威にだまされず、かといって不毛な疑いの泥沼に陥ることもなく、一歩ずつ筋道を立てて考え抜くコツが身につく。すぐにも応用可能なノウハウを習得しながら、哲学的思考の真髄も味わうことのできる、一粒で二倍おいしい知の道具箱。

内容(「MARC」データベースより)

分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを縦横無尽に使いこなす術を完全伝授! 屁理屈や権威にだまされず、不毛な疑いの泥沼に陥ることもなく、一歩ずつ筋道を立てて考え抜くコツが身につく。

登録情報

  • 新書: 267ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/7/6)
  • ISBN-10: 4480062459
  • ISBN-13: 978-4480062451
  • 発売日: 2005/7/6
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
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By カスタマー
形式:新書
 私はクリティカルシンキング本そのものに懐疑的である。思考の方法を本で説明されてそれを有効利用できるような人はもともとかなりの程度の思考力がある人であって、クリシン本というのはそういう人がふだん無意識のうちに利用している思考の技法について、文脈を捨象して定式化したものにすぎないからだ。つまり、クリシン本とは批判的思考ができる人が確認のために読んで更なる向上を目指すためのものであって、できない人ができるようになる本でない。そして、本当に必要なのは、批判的思考の習慣がない人(ex.平均的大学生)にも読まれることができ、彼らの思考力を涵養できるような本である。私はそう思う。
 しかし、気鋭の哲学者の手になる本書には、一般のクリシン本には回収されない興味深い要素があった。それは、第4章の、価値判断についての議論の紹介である。著者はこの章で、価値判断に関わるテーマの一例として「人生の意義」をとりあげ、それについて合理的に論じるデモンストレーションをしてみせる。世の中には、「人生の意義なんて人によって違うものだから答えなんてないよ」と当たり前のように言う人が(哲学科の学生にさえ)多いが、本章を読めばそれが単なる思考の怠慢だということが分かるだろう。もちろん、そういった議論において事実判断と同じ様なクリアーな答えを出すことは難しいが、そもそも、クリアーな答えが出そうもないことについて執拗に合理的な思考を展開するのが哲学である(少なくとも、哲学と呼ばれている営みのうちの小さくない部分である)。その意味で、価値についての議論を(ひいては哲学を)非合理的なものにならざるをえないと誤解している人に、本書をお勧めしたい。(ただし、著者自身も認めている通り、ここでの著者の議論が「人生の意義」についての議論として充分であるというはわけではない。)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふとあご トップ1000レビュアー
形式:新書
本書は、哲学を学ぶというよりは、哲学するための思考方法を学ぶ本であるといえるだろう。
クリティカルシンキングはビジネスにおいてもその重要性が高いが、そもそもの源流であろう哲学におけるクリティカルシンキングに
入門することで、改めて頭の中が整理された気がする。
下手なビジネス書を読むよりも、有効なのではないだろうか。

また『「結局何がどうだったの?」という人のためのガイド』や『これからのための文献案内』なども巻末に付されており、初心者
にも非常に配慮された本であると感じた。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:新書
私事から書かせてもらうと、以前大学の講義でキザに決めた教官が壇上からこんなことを語り始めた。「お前たち、現代思想ってのはフーコーとかドゥルーズとか勉強することだと思っちゃいないか?」。そこで少し間を取り、「現代の問題について思索することこそ現代思想だ!」。いきなり何いってんだ?とその当時思わなくもなかったが、今考えてみればそれは全くその通り。哲学の意味を問われるとすれば、今実際に起こっている身近な問題、常識を「批判的に検討する」=クリティカルシンキングすることなのである(おそらくそこには80年代ニューアカへの彼の私怨も幾分かは込められてはいたと思うが)。

本書は論理的に疑うそのクリティカルシンキングを紹介する本。著者はおそらく本書を入口程度に措定していると思うが、この本一冊でも、十二分にそのエッセンスはつかめると思われる良書。

本書の存在はしかし、このインターネットの時代だけにその意義も、より深くなると思う。万人が万人に意見できる、少なくともその可能性の整った今の時代、それはネットを介せば誰もが何らかの論争に巻き込まれる可能性をも、意味している。そんな時、相手の提示する「科学的」な「論証」にひれ伏す前に、―たとえそれが結果的に正しかったとしても―一度「批判的に検討する」というプロセスがあっても、それはけっして無駄ではないだろう。

新書にしては太いが、ページをめくる手は滞らない。クリシンの精神(?)で書かれた文章がこうも読みやすいということの、これは証明だろう。
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最近のカスタマーレビュー
ロジック立てて考える本系
哲学思考という事で、様々な考え方を紹介しながら
実例をあげながら説明を加えていく。

概観的なまとめをされているので、... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ahum
親切な本
... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: noise limit
評判がいいので
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/16 投稿者: これでいいのだ
批判と思いやりの大切さを学べる
論理学や懐疑主義のエッセンスを解説しながら、物事の解釈や議論に役立てることを目的とした本。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/22 投稿者: ピカール
クリティカルシンキングと哲学の入門書を兼ねた本
著者の言う「哲学的クリティカルシンキング」の入門書だが(p11〜によれば、「人間の思考はどういう間違いを犯しやすいかを学び、その間違いを避ける方法」の伝授(修復的... 続きを読む
投稿日: 2008/5/8 投稿者: 清高
巻末が、充実!
この哲学者はこう考えたんだよ、という「哲学史」ではなく、
哲学って、こうやって考えるんだよ、という「クリティカル・シンキング」の本です。... 続きを読む
投稿日: 2007/7/26 投稿者: misora
「ほどよい懐疑主義」と「文脈主義」へ 懐疑論的クリシンの道
 懐疑論的クリティカルシンキングを、認知心理学や科学的方法から見て構築するのではなく、哲学の視点から構築する鮮度の高い一冊。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/14 投稿者: ワカシム
クリティカルシンキングの方法
哲学的な思考を薦める本です。

クリティカルシンキングという手法を用いて、... 続きを読む
投稿日: 2007/2/4 投稿者: pacman
日常の論理と思考実験としての論理
社会問題がテレビ等のメディアで「娯楽化」しています。

イメージ先行の扇情的な情報を生産するのに夢中で、... 続きを読む
投稿日: 2006/12/6 投稿者: たけぞう
こういうのも(こういうのこそ?)哲学なんだ(@o@)
... 続きを読む
投稿日: 2006/10/22 投稿者: ビン・ラーディン
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