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哲学原理 (ちくま学芸文庫)
 
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哲学原理 (ちくま学芸文庫) [文庫]

ルネ デカルト , Ren´e Descartes , 山田 弘明 , 吉田 健太郎 , 久保田 進一 , 岩佐 宣明
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近代哲学の父デカルトが、形而上学・自然学における全ての知を書き記した『哲学原理』。ここでは、『方法序説』で打ち出され『省察』で精錬されたデカルト哲学が、中世スコラ哲学との対峙・対決を通して、ついに完成をみる。後年のスピノザによる講釈や、ニュートンが愛読したことでも名高く、加えて近年では、人間の自由意志への解釈などが展開されている点で新たな注目を集めている必読古典書。この文庫では『哲学原理』第一部(形而上学の部分)を新たに全訳し、最新の研究成果を盛りこんだ訳者注解を完備、第二部以降(物理学・天文学・地学等)の要約を付す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

デカルト,ルネ
1596‐1650年。フランス、トゥレーヌ州の法服貴族の家に生まれる。イエズス会系のラフレーシ学院でスコラ哲学や数学を、ポアティエ大学で法学と医学を学ぶ。欧州を転々としながら、科学者たちの知己を得、数学や光学の研究に携わる。1628年以降、オランダに移住。『方法序説』『哲学原理』などの著作を遺し、近代哲学の基礎を築いた。招聘先のストックホルムにて死去

山田 弘明
名古屋文理大学教授

吉田 健太郎
愛知教育大学准教授

久保田 進一
中京大学講師

岩佐 宣明
愛知県立大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 374ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2009/3/10)
  • ISBN-10: 4480092080
  • ISBN-13: 978-4480092083
  • 発売日: 2009/3/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
残念 2010/3/26
形式:文庫
これまで、デカルトの翻訳は中央バックス世界の名著のデカルトの巻と岩波文庫落合訳『方法序説』しか持っていなかった。デカルトの自由意志論に興味があって新しい訳を求めて手に取ってみた。
この翻訳は『哲学原理』の第一部に解釈と、デカルトの著作から本文に関連する参照すべき箇所があげられているので、比較検討するのに便利にできている。また巻末に日本語索引とラテン語索引が付されていて助かる。
気になったことを一つ書いておきたい。63頁にユスタッシュの引用がある。引用元は Summa Philosophiae、第2部、49第四問題「自由裁量が問題になるところでは、いかにして自由意志が行為の原理になるか」からであるとされている。ここで「自由裁量」とあるのはよく「自由意志」と訳される liberum arbitrium であると見当がついたが、それではもう一つの「自由意志」は何の訳か気になった。google book でユスタッシュの原典を探してみると、もとの表題はこうであった。
Quomodo voluntas liberum sit agendi principium, ubi de libero arbitrio.
自由裁量は予想通りであったが、「自由意志」は voluntas liberum? しかし voluntas[意志]は女性名詞だから、liberum[自由な、形容詞、中性]につながらない。liberum が懸かるのは中性名詞の principium のほうで、「いかにして意志は行為の自由な原理となるか」としか読みようがないのだが…。これでは一々原典に当たって確認しないと安心して読めない。
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