僕は現在大学生で、哲学の講義のない大学に通って、
そこの図書館で独習で哲学に取り組んでいます。
ソクラテス以前の哲学者から始めて、プラトンときて、
ショーペンハウアーにびっくりして、
そこからデカルトを経て、
そろそろ最近の人をかじってみようと手にとったのがこの本でした。
手にとった理由は、この人の『デカルトと哲学』という本を読んで
頭に名前が残っていたからというだけなのですが、
それにしても読んでよかった。
内容は一見難しいようですが、
用語の解説みたいなのが載ってる本
(僕は岩波新書の『実存主義』を見ながら読みました)
を片手にやれば、難しいのはだいたい用語(現存在とか実存とか)だけ
ということがわかると思います。
そして一旦内容がつかめ始めたら、あとはもうこの人の誠実でまっすぐな考え方に
心をざくざくやられることだろうと思います。
「人との交わりの中にしか真理は存在しない。」
哲学者の人にそんなこと言われると
元気に頑張ってみたくなるものです。
レビューというよりもただの感想になってしまいましたが
こういう感想も持てる本だということでご了承ください。