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哲学入門 (岩波新書)
 
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哲学入門 (岩波新書) [新書]

三木 清
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

哲学の以前に、我々は常識において、また科学において、現実を知っている。しかし、哲学は常識の単なる延長でもなければ、科学の単なる拡張でもない。では、哲学とは何か。現実の生活から出発して、人間生活の中における常識と科学と哲学の機能を明らかにし、つねに現実から問題を汲み上げつつ哲学的諸概念を展開した画期的な入門書。

登録情報

  • 新書: 209ページ
  • 出版社: 岩波書店; 改版 (1976/5/20)
  • ISBN-10: 4004000084
  • ISBN-13: 978-4004000082
  • 発売日: 1976/5/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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哲学概観 2005/11/11
By tribe
よくある哲学入門の本では、人物名やある論に対する解説が添えてあるものが殆どだと思います。
しかしこの本では、それよりも根源的な問題を示してくれます。

難しいと感じるかもしれません。またこの本では哲学用語や哲学者、あるいはある特定の論理の概念はわからないでしょう。
しかし哲学とは何かという問いに対する答えは、十分につまっています。
哲学の根の部分なので、哲学をはじめられる方、あるいは知識だけが浮いてしまっているような方には、ぜひともお勧めしたい本のひとつです。

このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
60年前に書かれたものなのに古びていません.
入門というだけあって,哲学者が書いているのに,
一般の人も十分に読みこなせる,読みやすい文章です.
「人生論ノート」を読んでこれを読まないのはもったいない.
「人生論ノート」は,何回も読む人が多いといいます.
私は,この本を何回も読もうと思いました.

序章では,環境,主観と客観,経験、常識などについて論じます.
第1章では,知識が真理になるためには何が必要か,ということから解き起こして,
第2章では,第1章で扱った知識の問題を行為の立場から考えます.

「徳は有能であること,技術的に卓越していることでなければならない」
という言葉は,私にとって新鮮でした.

古典だけど,いや,それゆえに,読めば必ず発見がありそうです.

このレビューは参考になりましたか?
7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は高校生のとき、十回以上読んだ。私の知る限り、岩波新書では、最も難解な書物である。 しかしがなら、「読書百遍、義おのずからあらわる」を座右の銘として読み進めると、内容が血となり肉となる。哲学的な思考ができるようになり、抽象的な議論では、常にオピニオン・リーダーになれるオマケがつく。

「すべての学は真理に対する愛に発し、真理に基づく勇気を呼び起こすものでなければならない」という三木清の序文は、岩波文庫の奥付けにある三木清の起草した文章と同じ趣旨である。

私は、東大入試が中止になった年に大学に入った。学生運動が華やかなりしとき、過激派に1人で立ち向かい、ゲバ棒で頭をたたき割られていつ殺されるかと思っていた学部時代であった。このような無鉄砲なことをやったのも、本書を繰返し読んだためだ。

出隆の『哲学以前』は、やさしく読める入門書である。しかも内容に感動する。本書は難しくはあるが、読めば読むほど味が出てくるスルメのような本だ。挫折覚悟で読んで見よう。
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