頭のよろしくない僕が考えるに、この本はユーモアの本だと思います。気軽に読めます。ただし、ユーモアと言っても、出来合いの哲学を引用しておもしろい話を書くのではなく、哲学そのものが持つ奇妙な部分でもって作られるユーモアです。
いろんな立場の考え方を持つ人たちが、ある物事を考えに考えつくしながら、極限の「ああ言えばこう言う」バトルを繰り広げるお話が多いと思います。深く物事を考えることのおもしろさと、どれだけ深く考えてもどこかかみ合わない部分が生まれてしまうおもしろさ。ユーモアで哲学への興味を誘うと同時に、いろんな哲学の考え方を紹介してくれる本でもあり、哲学に興味がない人たちや、哲学的に考えるということに慣れてない人向けの本なのではないでしょうか。
哲学に慣れ親しんだ人はもちろん、僕のようにあまり親しみのない人にもオススメです。