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哲学のすすめ (講談社現代新書 66)
 
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哲学のすすめ (講談社現代新書 66) [新書]

岩崎 武雄
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人間はなんのために生きているのだろう?どうしたら幸福になれるのだろうか?哲学はいったいどんな役に立つのだろう?哲学と科学はどうちがうのか?哲学はいつの時代も変らないのだろうか?本書は、こんな疑問にやさしく答えながら、「考える」ことの重要さを説き、生きる上の原理としての哲学を深めた、よりよく生きるためのユニークな哲学入門である。――著者のことば

哲学というものは、その本質上、文章では説明しにくいことが多く、そのため用語も必要以上に難解になり、わかりにくくなる傾向があるが、著者は、日本の哲学書にありがちな特殊な専門語をできるだけ使わずに、ごく平明な文章で説明することに努めている。哲学的な「考え方」を説明し、哲学と科学とはどう違うかというような根本問題を説いている。表現はやさしくできているが、扱われている問題は高度に哲学的である。

著者紹介

1913年東京に生まれる。東京大学文学部哲学科を卒業。西洋哲学専攻。東京大学名誉教授、青山学院大学教授を歴任。カント、ヘーゲルを中心に近代哲学を研究。1967年没。著書としては『西洋哲学史』『弁証法』『カント』など数多く、現代新書にも『正しく考えるために』がある。


登録情報

  • 新書: 203ページ
  • 出版社: 講談社 (1966/1/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061154664
  • ISBN-13: 978-4061154667
  • 発売日: 1966/1/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 現在から40年以上まえの1966年に出版された本です。私の手した版は76版で、40年間絶版にならず、版を重ねてきたことからも、本書が良書であることが伺えると思われます。

 「哲学のすすめ」という表題が示すように、これから哲学を勉強される方に哲学がどういう学問であるかを説いた内容となっています。はじめに著者は、なぜ哲学が必要とされるのか?、哲学とは平たく言って個々人が持っている世界観に他ならないこと、を説きます。その後、哲学と科学がどのような関係にあるか、哲学の社会的意義、哲学の学問性、等々に論を進めて行きます。

 「哲学=世界観=価値判断」という図式が本書の骨格であり、平易な用語とあいまって、骨格が明確なぶん大変読みやすい記述となっています。

 ただ「哲学」は、単に「世界観」にとどまらず、「認識論」や「存在論」といったことを問題としているわけですが、なぜこの様な分野を問題とすのかの記述、つまり哲学の必要性は説かれているものの、哲学が「なにを」「なぜ」問題とするかが述べられておらず、少しだけ不満が残りました。

 やはりこの本は、哲学に触れてみる際、最初に読む本なのでしょう。

 参考までに以下に目次を示しておきます。

1.だれでも哲学をもっている

2.科学の限界はなにか

3.哲学と科学は対立するか

4.哲学は個人生活をどう規定するか

5.哲学は社会的意義をもつか

6.哲学は現実に対して力をもつか

7.科学の基礎にも哲学がある

8.哲学は学問性をもちうるか

9.人間の有限性の自覚
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
入門書 2007/2/6
 始めて読んだ哲学の本です。
 私達は、科学の時代には哲学など不要だと考えがちですが、そのようなことは決してないのだと言うことを知りました。
 具体例や例えをつかって平易に、わかりやすく、我々の生活及びあらゆる学問の根底には哲学が存在する、と言うことを教えてくれます。
 考えることの素晴らしさ、とでも言いましょうか。先人は実に色々な事を考え実行したのだと言うことに感嘆させられてしまいました。
 ただ、たぶんこの本で触れていることは本当に初歩の初歩なのではないかと思います。専門用語や思想の構造の詳しい解説などはほとんどありません。ある程度哲学を知っている人には向かないかと思います。本当に易しい解説なので哲学の本を読んだという気がしないくらいです。
 哲学への興味の端緒となりえる本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
たとえば、ひとり静かに自分自身を見つめてみたいとき、もしくは、人生について考えてみたいとき、あるいは、世のはかなさを感じたとき、実用的なものでなく、自分の心に、いや、自分の魂に、自分の存在そのものに問いかけてみるのに、良い手引書であろうと考えます。

まったく初めて哲学というものに触れてみようかな、というのには最適な案内書の一つと言えるでしょう。

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