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哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 (叢書「世界認識の最前線」)
 
 

哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 (叢書「世界認識の最前線」) [単行本]

ロバート・D. パットナム , Robert D. Putnam , 河田 潤一
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 4,095 通常配送無料 詳細
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哲学する民主主義―伝統と改革の市民的構造 (叢書「世界認識の最前線」) + 孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生
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商品の説明

内容説明

Why do some democratic governments succeed and others fail? In a book that has received attention from policymakers and civic activists in America and around the world, Robert Putnam and his collaborators offer empirical evidence for the importance of "civic community" in developing successful institutions. Their focus is on a unique experiment begun in 1970 when Italy created new governments for each of its regions. After spending two decades analyzing the efficacy of these governments in such fields as agriculture, housing, and health services, they reveal patterns of associationism, trust, and cooperation that facilitate good governance and economic prosperity. --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、イタリアにおける州の研究を通じて、イタリア人の市民生活に関する根本的な疑問のいくつかを検討する。具体的にはイタリアの地方政府の公共政策におけるパフォーマンスを比較分析することで、高い地域にはそれなりの伝統、つまり市民的政治文化があり、結局のところそれがパフォーマンスを上げているとの結論にたどりつく。パフォーマンスの高い地域とされた、中部イタリアには数百年に及んだ共和政の伝統があった。北部イタリアはフランスやオーストリアの勢力に翻弄されることが多く、共同体主義が発達しなかったし、ローマ以南の地域では何世紀にもわたる征服王朝による封建的土地所有が地域社会の基礎にあったため、その根本に不信があるという。著者は、共同体主義の伝統がない地域では政治の改革は深まらないと指摘する。

登録情報

  • 単行本: 318ページ
  • 出版社: NTT出版 (2001/03)
  • ISBN-10: 475714024X
  • ISBN-13: 978-4757140240
  • 発売日: 2001/03
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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形式:ペーパーバック
「何故、似たような制度的構造を持つにもかかわらず、地方行政府のパフォーマンスに顕著な違いが生じるのか」という疑問を解明するため、1970年代にイタリアで進行した権限委譲を背景に、20年以上にわたってデータを採集し、同国の地方行政府の比較検討を行ったその研究成果をまとめた作品。比較政治学の大著。

その結果、パフォーマンスの違いは、市民の経済的収入や教育程度から生じるのではなく、市民の civic virtue (例えば、ability to trust, willingness to participate, sense of justice)の違いから生まれていると結論し、それらを social capital という概念で捉えることを主張した。以来、social capitalという用語は、他の政治学分野においても一つのreference pointとなった。例えば、政治理論における市民権理論の発展への貢献は顕著である。

また、それらを証明するために用いられている数理的手法は、綿密、詳細なデータ収集にもかかわらず(という言い方はおかしいかもしれないが)、ごく簡単なものであり、その分著者のデータ分析の手腕に圧倒される思いがする。

一方で、social capitalの蓄積に関し歴史的決定論に陥っていることは否めず、またどのようにしたらvicious circleを「反転」させることが出来るか、など規範的議論までには踏み込めていない点で若干物足りなさも覚えるが、しかしそれらは本書の全体的価値を揺るがすものでは全くない。

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形式:単行本
本書は、イタリアの州制度改革の研究を通じて、社会における信頼(Trust)の在り方の格差がなぜ生じるのか、を明らかにしたものであるる。いわゆる「ソーシャルキャピタル」概念を明確に提示した最初の研究である。パットナムの20年近くに及ぶイタリアでの研究が本書に凝縮されている。しばしば指摘される批判として、数字の取り扱いや、変数の恣意的操作などがあるが、実証的に「ソーシャルキャピタル」の存在と、その役割を明らかにした功績は大きい。その後の研究として、パットナムは「一人でボウリングをする(Bowling alone)」なども著しており、こちらも多大な影響を与えた。併せて読めば、彼の議論の意義と問題点を同時に把握でき、今日の社会学が問題としている「ソーシャルキャピタル」論を深く理解できるだろう。
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形式:ペーパーバック
「何故、似たような制度的構造を持つにもかかわらず、地方行政府のパフォーマンスに顕著な違いが生じるのか」という疑問を解明するため、1970年代にイタリアで進行した権限委譲を背景に、20年以上にわたってデータを採集し、同国の地方行政府の比較検討を行ったその研究成果をまとめた作品。比較政治学の大著。

その結果、パフォーマンスの違いは、市民の経済的収入や教育程度から生じるのではなく、市民の civic virtue (例えば、ability to trust, willingness to participate, sense of justice)の違いから生まれていると結論し、それらを social capital という概念で捉えることを主張した。以来、social capitalという用語は、他の政治学分野においても一つのreference pointとなった。例えば、政治理論における市民権理論の発展への貢献は顕著である。

また、それらを証明するために用いられている数理的手法は、綿密、詳細なデータ収集にもかかわらず(という言い方はおかしいかもしれないが)、ごく簡単なものであり、その分著者のデータ分析の手腕に圧倒される思いがする。

一方で、social capitalの蓄積に関し歴史的決定論に陥っていることは否めず、またどのようにしたらvicious circleを「反転」させることが出来るか、など規範的議論までには踏み込めていない点で若干物足りなさも覚えるが、しかしそれらは本書の全体的価値を揺るがすものでは全くない。

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