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その結果、パフォーマンスの違いは、市民の経済的収入や教育程度から生じるのではなく、市民の civic virtue (例えば、ability to trust, willingness to participate, sense of justice)の違いから生まれていると結論し、それらを social capital という概念で捉えることを主張した。以来、social capitalという用語は、他の政治学分野においても一つのreference pointとなった。例えば、政治理論における市民権理論の発展への貢献は顕著である。
また、それらを証明するために用いられている数理的手法は、綿密、詳細なデータ収集にもかかわらず(という言い方はおかしいかもしれないが)、ごく簡単なものであり、その分著者のデータ分析の手腕に圧倒される思いがする。
一方で、social capitalの蓄積に関し歴史的決定論に陥っていることは否めず、またどのようにしたらvicious circleを「反転」させることが出来るか、など規範的議論までには踏み込めていない点で若干物足りなさも覚えるが、しかしそれらは本書の全体的価値を揺るがすものでは全くない。
その結果、パフォーマンスの違いは、市民の経済的収入や教育程度から生じるのではなく、市民の civic virtue (例えば、ability to trust, willingness to participate, sense of justice)の違いから生まれていると結論し、それらを social capital という概念で捉えることを主張した。以来、social capitalという用語は、他の政治学分野においても一つのreference pointとなった。例えば、政治理論における市民権理論の発展への貢献は顕著である。
また、それらを証明するために用いられている数理的手法は、綿密、詳細なデータ収集にもかかわらず(という言い方はおかしいかもしれないが)、ごく簡単なものであり、その分著者のデータ分析の手腕に圧倒される思いがする。
一方で、social capitalの蓄積に関し歴史的決定論に陥っていることは否めず、またどのようにしたらvicious circleを「反転」させることが出来るか、など規範的議論までには踏み込めていない点で若干物足りなさも覚えるが、しかしそれらは本書の全体的価値を揺るがすものでは全くない。
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