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哲学、女、唄、そして…―ファイヤアーベント自伝
 
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哲学、女、唄、そして…―ファイヤアーベント自伝 [単行本]

ポール ファイヤアーベント , Paul Feyerabend , 村上 陽一郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は類い稀な人生の記録である。ポール・ファイヤアーベントという、今世紀最も独創的で、最も影響力の大きかった知識人の一人が自ら綴ったこの物語は、その死の僅か数週間前に完成した。物理学と天文学の素養を持ったファイヤアーベントは、科学哲学者として最も著名な人物だった。しかし、この一般によく知られた人物の個人的な生活についてはほとんど誰も知らなかった。彼は、ヴィーンの中流の下の階層に生まれ、国際的な学問の世界に名をなすまでの自らの軌跡を跡付ける。彼は、抑え難い熱意と徹底した誠実さで、ナチ時代の生活や、ロシア戦線でのドイツ陸軍での体験を書き綴る。その戦場で彼は3発の弾丸を浴び、その結果、生涯の障害を負い、不能に悩まされ、死を迎えるまで続く苦痛と戦わなければならなかった。オペラ・テナーとしての約束された才能と音楽への自らの不朽の熱情、ヴィトゲンシュタインからブレヒトに至る様々な人物との出会い、無数の恋愛事件、4回の結婚、同時に四つの大学から終身在籍権を保証されたほどの圧倒的なキャリアなどを、彼は淡々と振り返る。学問的な自伝として書かれたものではないが、本書は60年に亙る世界の人間、思想、そしてそれらのせめぎ合いを、見事に跡付ける。

内容(「MARC」データベースより)

独創的で、世界的に影響力の大きかった科学哲学者が、死に臨み、自らの人生をあけっぴろげに、喜びをもって書きのこした記録。ナチ時代の生活からドイツ陸軍での体験、4回の結婚と恋愛など鋭く自身を見つめ淡々と描く。

登録情報

  • 単行本: 281ページ
  • 出版社: 産業図書 (1997/01)
  • ISBN-10: 4782801033
  • ISBN-13: 978-4782801031
  • 発売日: 1997/01
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 582,018位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Anything Goes! 2002/3/1
By maple
形式:単行本
ポッパーに比べてあまり有名とはいえないファイヤアーベントですけれども、彼の科学哲学への功績は少なくないといえます。
そんなファイヤアーベントの自伝が、この本です。
それは、もう、めちゃめちゃな人生ですが、読んでいてちっともあきません。ちょっともてすぎなんじゃないか?なんて思いますが、自伝ですからしょうがないでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ま2007 トップ1000レビュアー
形式:単行本
ムチャクチャ頭が良くて誠実さの塊ともいえる人の自伝です。兵士として受けた傷のことなどは僕はこの本で初めて知りました。哲学者兼、…兼、…の人の自伝なのですが堅い話や難しい話は一切ありません。ただただ、著者の魅力が伝わってきます。

哲学者としての彼の主張を知りたい人には「方法への挑戦(Against Method)」...難しすぎる...やNHKのアインシュタインプロジェクトの「アインシュタイン・ロマン」...こちらは大学生なら読める...をお勧めします。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ファイヤアーベントは相対的な認識という考え方を言い出して、多くの有為な青少年の知的探究心を無力化してしまったのではないか。ソクラテスの「無知の知」は謙虚さと更なる探究心の必要性を説くが、相対的認識論は「そんなこと考えたってしょうがないじゃん」というある種の諦念を若い知的活動者に抱かせる。天文学も占星術も、それを信じている人達にとっては等しく真であり、それを信じない者達にとっては等しく偽である、と。この考え方は、ある程度の年齢に達した科学者ならば受容できるであろうし、「そりゃそうだ」とも思うだろうが、十代の早熟な知的探求者には猛毒である。そういう猛毒を撒き散らしたファイヤアーベントの自伝、当然の如く面白い。
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