☆カリスマ性を持った主人公を描かせれば世界一?の漫画家、鬼才、能條純一先生の代表作にして最高の名作。『哭きの竜』と呼ばれる幻の雀師、竜の【強運】を手に入れようと数々の大物ヤクザ達が、血の抗争を繰り広げる物語。ストーリーも確かに魅力的だが、何よりも異様な画風にはまず仰天させられる。能條純一先生お得意の独自性に溢れたクールな様式美を織り混ぜての画面構成も圧巻の一言に尽きます。そして、独創奇技的?なゲーム運びもある意味、凄い。だが、麻雀のルールを知らない人でも十分に理解できるような工夫がなされております。ナルシストを彷彿とさせるキザな決めゼリフ、大袈裟?な行動描写、竜を巡る仁義なき戦い、予想不可能な展開など、全てにおいて単なる麻雀劇画の常識を遥かに超えている。四面楚歌を思わせる男たちの熱き群像劇として読むのも一興である。悲喜な表現力もお見事。能條純一先生入魂の麻雀大作です!☆。