最終巻。肩透かしをくった感じ・・・。ある程度謎が残る終わり方は覚悟していたが、この終わり方はどうかなと思う。
登場したころは、竜に対抗できるキャラクターと思えた「堤」も、シリーズ中盤以降はすっかり影が薄くなっていたが、この最終巻になっても何の見せ場もない。竜の影は出てくるが、本人は最後に僅かに登場するだけだ。
で、最終巻の主人公は竜の影を背負って麻雀を打つ沙貴。
彼女が登場した頃から感じていたのだが、作者は竜を描くことより彼女を描くことに魅力を感じてしまったのではなかろうか。その結果、物語が展開できなくなってしまったような気がしてならない。
ただ、主人公が彼女に移った段階でこの作品は正しく「外伝」になったということができるかもしれない。
最後に肩透かしはくったけど、これまで楽しませてもらったということで☆×3.5。