まず,品質管理とは何か,「製品=商品ではない」「プロダクト・アウトからマーケット・インへ」など重要なポイントを押さえながら説明する。その後は誌面のほとんどを使って,データや統計処理について解説していく。
品質管理の手法を概説した書や統計処理の専門書は数多くあるが,品質管理を実施するうえで必要な統計手法というように両者を結びつけた一冊になっているのが特徴だ。実務で品質管理にかかわるためには,正確な統計知識が求められるのだ。ヒストグラム(度数分布図),シューハート管理図などについての説明が詳しい。
巻末には演習問題が添えられており,学んだ内容が身に付いたかどうかを,自分で確認する手だてとなる。まず,実際に演習問題に当たってみてから,疑問点,不明点を明らかにした上で最初から読むのも一つの読み方だろう。 (ブックレビュー社)
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