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そしてこの作品は、その素晴らしさに溢れている。とにかく面白い。
ノンフィクションだから、それがわかっているから強烈に面白い。フィクションだったら「そんな奴居ないよ」と言いたくなる様な個性が全編にてんこ盛りだ。
椎名誠という類い希な人物から、酒場で爆笑しながら昔話を聞いている、そんな気になる作品だ。何とも贅沢な話ではないか。
いつもの椎名節で、著者の青春時代を振り返る物語。青春という言葉がハマる人だ。青春のもどかしく、どうしようもなく熱い気持ち。
イラストレーター沢野ひとし、弁護士木村晋介というテレビでもお馴染みの人たちとの共同生活をベースに、まだ見えぬ、人生に向かって手探りながら走りつづける登場人物たち。それにしてもよく、共同生活のメンバーがそろいも著名になったと思う。 青春の熱い気持ちも、もどかしさも、恥ずかしさも、そして苛立ちと希望も思い出す作品
この本では彼独特の語り方で、... 続きを読む
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