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哀しみキメラ〈4〉 (電撃文庫)
 
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哀しみキメラ〈4〉 (電撃文庫) [文庫]

来楽 零 , 柳原 澪
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

二人きりになってしまった矢代純と早瀬綾佳のもとに、京都で不穏な動きがあるという知らせが届く。そこには、以前純たちをつけ狙った男の気配もあった。迷いながらも京都行きを決めた純と綾佳の前に、決別した仲間の影がちらつく。不安定な体を抱えながらも、自分にできることはしたいと望む純。その純の思うようにしてやりたいと願い、自分の体に起き始めた不調を隠して動く綾佳。そして、変わってしまった水藤深矢。行き止まりに入り込んだキメラたちの行き着く場所は―。第12回電撃小説大賞“金賞”受賞作シリーズ、感動の完結編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

来楽 零
1983年5月6日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 429ページ
  • 出版社: メディアワークス (2007/06)
  • ISBN-10: 4840238855
  • ISBN-13: 978-4840238854
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 532,288位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
哀しみキメラ 2007/6/10
形式:文庫
散って逝く者が残る者に託した事。
背負うのではなく抱きしめ生きていくという残った者の覚悟。
キメラたちの迎えた結末は幸せなものではありません。しかし「過酷で切なく、けれど勇気を貰える物語」にふさわしいものだったと思います。

終わってしまうのは寂しいですが出会えて良かった。そう思える作品でした。
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見事な完結 2007/6/16
形式:文庫
どうしようもない状況に置かれ、それでもその中で少しでもいい道を選ぼうとする若者たちの物語。

広げた風呂敷を見事にたたんで完結しました。

みんな幸せになりました的なハッピーエンドはありえないと思っていたけれど、作者が見せてくれたこの終わり方は、切ないけれどとてもいいエンディングだったと思います。

登場人物たちが真剣に選んだ道をそれぞれ歩んでいく、その真摯な姿勢はとても読み応えがありました。

読み終わった今、胸に迫る別れの場面が、ほんの短いセリフと共に甦ります。

大切な本がまた一冊増えました。
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傑作 2007/6/13
By
形式:文庫
正直なところ打ち切りが心配でならなかったのですが(売り上げ的に)、こうして最終巻まで無事に出版されてほっとしました。

1〜3巻までで積み上げてきたものが最終巻にしっかり反映されており、1人1人のキャラクターの行く末が非常に丁寧に描写されていて、「あの人はどうなったの?」「作者はあの設定を忘れてしまったのか?」などといった疑問を抱くことなく読み終えることができました。広げたものが綺麗にたたまれていました。

特に水藤と戸塚の関係がどのように決着するか気になっていたのですが、ここまで突っ込んで描写してもらえるとは思っていなかったので嬉しかったです。

来楽先生ありがとうございます…!

水藤戸塚的にはバッドエンドとも取れる展開でしたが、読後に2人のことを思うとき感じたのは不思議と鬱々としたものばかりではありませんでした。

最後に残された綾佳のおかげです。

これまで起こってきた哀しい出来事は消せないけれども、それでも前向きに生きていこうとする彼女の姿が、やり切れない気持ちをいくらか軽減してくれるのです。

最終巻には見所がたくさんありすぎるのですが、一番胸に来たのは第六章「哀しみキメラ」の冒頭と最後でした。

読んでいていろいろと込み上げてくるものがありました。

改めて1巻から読み直してみたいと思います。
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