小林立独特の漫画センスは、ここへきて更なる振り切れを見せている。遂にタコスが表紙になった最新6巻。
5巻の引きでは咲が反撃を決意し、笑顔まで垣間見せた。
それを考慮するとこの6巻では咲の独壇場になるか、衣との直接対決になると予想していた。
が、それは大間違い。確かに咲は1巻のような覚醒を見せたし、
衣も会場が停電になるほどの(ありえねー!)気迫で周りをねじ伏せる圧倒的な力を見せ付けた。
しかし前巻ですっかり蚊帳の外に放り出された池田、そして若干空気のような存在だった鶴賀高校の加治木。
この二人がまさかの善戦、本格的な力を発揮し始めるのである。
つまりは、4人のぶつかり合い、手に汗握る真剣勝負が堂々と描かれているのである。
それも凄いスピード感で。
今までこの作品をずっと追いかけてきましたが、ここまで白熱した試合は初めてなんじゃないかと思う。
4人が4人とも強い動機を持ち、回想ページを交えてじっくりと描かれる個々の思い。
それに比例して各々の技をバシバシと決めていく小気味の良い展開。 それぞれキッチリ見せ場があるのが面白い。
これはもう王道の少年漫画そのもの、いや、むしろ今現在の少年漫画を凌駕する程の熱い試合を描いているんじゃないかとすら思う。
とにかく、期待以上想像以上の抜群の面白さ。こりゃオーラスの7巻にも多大なる期待が高まる。早く読みたい!
ちなみに息抜きもきっちりと。 主に表紙になっているタコスが箸休め要因として活躍しています。
水着宣言とか足袋ソックス(ちょっとヤバい!)とか盛りだくさん。池田の表情もいちいち可愛い。彼女の外伝8ページもあるし。
尚、冒頭にもカラーが8ページあります。アニメも面白いので是非。