週刊少年サンデーでの未完のままでの連載終了、そしてコミックフラッパーでの連載再開を経て、高まりに高まり続けたこのトガリ完結編も遂に連載終了、見事なまでの大団円でした。
白い闇こと瀬奈と対峙し、最後の罪を巡っての闘いが始まりましたが、これまでのようにただ敵を倒せば万事解決といった単純なものではなく、人間の力とは、罪とは、愛とは何なのかを激闘の中で見出していった統兵衛の葛藤が印象的でした、地獄から出てきたばかりの頃では考えられないほどの成長ぶりです。
統兵衛だけでなく、自らが歩むべき道を求めて画策し続けてきた瀬奈、瀬奈に殺された父親を捜し続けて来たいつき、それと目的を同じくする沢渡、皆が追い求めてきたものがこの日、この場所で見つかるのだった・・・
瀬奈の暴走のために倒れたいつきを救うために統兵衛が取った選択は・・・
・・・一人の極悪人が地上も地獄も天界も巻き込んだ108の罪を巡る闘いもこれにて完結、何年も何年もこの作品の完結を望んできたので、この作品が再開したときは本当に嬉しかったです、しかもその面白さはサンデー掲載時に劣ることなく輝きを増していました、この一年半は咎狩白が読めて本当に楽しかったです。
この作品をはじめに企画してくれた週刊少年サンデー編集部、再開を許してくれたコミックフラッパー編集部、そしてトガリを描き遂げた夏目義徳先生にこの言葉を伝えたい、
「アリガトウ」と。