~忘れ去られかけられている京都の和菓子文化・歴史を、川端家の宮中との関わりとともに、京都の伝統的職人としての観点から語ってくれる。
著者は故人だが、まるで、ほんとうにそこにいて“語って”くれているような文章で、この文体にも京都の粋を感じる。
現在数ある和菓子の原型も、ところどころに手書きの挿絵で、紹介されている。
最近、京都からの和~~菓子を通販で購入する事があるが、ほとんどが多少ともがっかりするような物が多い。
“京都”なる味はどこへ・・・とおもいながら、久しぶりにこの本を読み返してみて、なるほど、著者には京都の和菓子の先が見えていたんだなということ、現在の和菓子が何を捨て、どうしてこうなってきたのかという事に納得。~