著者と和菓子との出会いから、買い求めた製菓道具の話など、ほっこりとしたエッセイをはさみながら、一月から十二月までの季節の和菓子や、その他オリジナルの和菓子を紹介していく。和菓子一つ一つのセンスが良く、きれいなので、ただ眺めているだけでも楽しい本。
写真の撮り方も、菓子を白い紙の箱におさめたり、漆塗りの盆にちょんと載せてみたりと工夫されている。センスのいい和菓子見本としてだけでなく、お客様に出す時や自分で写真を撮るときなどのレイアウトの参考にもなる。(実はレイアウトの資料としての和菓子本を探していてこの本に決めたのだが、盛りつけまできちんとしていて、なおかつ写真のきれいな本は意外と少ない。)
紙もきれいなものを使っているせいか、版型が小さい割にお値段もしっかり高いので、1500円以下だと嬉しかったなぁ…というところで星4つ。