金属フレームで幅が可変のタイプの製品としてはよくできていると思う。
端部の多くが綺麗に曲げ処理され、針金の切り口があまり手に当たらないよう良く考えてデザインされているし、半透明の底板などの質感も低くない。
本を支える部分がバネや可動止め具などを使わないシンプルな作りなのも、ページをめくった本を戻しやすく、かえって使い勝手がいい。
本を置いた状態でのバランスが良く、一度幅を合わせて固定すると、簡単にはずれない安心感がある。
ただ、この種の製品は、これに限らず、耐荷重が2kg程度。
実際使ってみると、ブックスタンドだけでなくアームレストも兼ねるほうが、長時間半身浴しつつ本をめくりながら読むには都合が良いように思えてきた。しかし、この製品では無理。開いた本を固定して腕は浴槽のへりで休ませ、ページをめくってまた元に戻す、の繰り返しになり、読み進めるペースは若干落ちるような気がする。
座っても大丈夫、といった木製の製品のほうが良かったかもしれない、という気もしてきた。
もう一つ、気になったことを。浴槽のへりに置く脚部には同梱のゴム足を自分で取り付けるのだが、管状の円周の一方が縦に切れているのにはじめ気づかず、どうやってつけるのか分からなかった。簡単な説明を記載したほうがいいと思う。
とは言え、同種の製品としては、(他の製品は使っていないが、おそらく)かなり出来がいいと思う。