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和声―理論と実習 (2)
 
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和声―理論と実習 (2) [単行本]

島岡 譲
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 単行本: 193ページ
  • 出版社: 音楽之友社; B5版 (1998/12/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4276102065
  • ISBN-13: 978-4276102064
  • 発売日: 1998/12/10
  • 商品の寸法: 25.8 x 18.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 25,630位 (本のベストセラーを見る)
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26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
第一巻では調が固定されていましたが、ここでは、サブドミナントの七の和音、準固有和音、ナポリ二度、ドリア四度、五度の五度いわゆるドッペルドミナントを修得し、最後に近親転調とソプラノ課題を学びます。第一巻で学んだ知識だけではポピュラー音楽を含めて実際の楽曲を解析するのにかなり不充分ですが、ここで扱われている内容をマスターすれば、大体のことは網羅したことになるでしょう。二度、四度を除く副七の和音、三度、七度の和音、ドリア二度等は扱われていませんが(そのほとんどは第三巻で扱われます)、本書までの知識で応用でき、全く問題はありません。
この巻は、第一巻の第一転回ほどの難所はありません。一巻で学んだことが身に付いていれば、比較的スムースに学習が進むでしょう。一巻から比べると、音の扱いが自由になって、別売の実施集と異なった実施になることも多くなると思います。和声の配置・連結の可能性について色々考えさせられるでしょうが、押さえるべきポイントは、一巻から言われ続けている完全音程の扱いに気を配りながら、増音程進行や対斜に注意することくらいでしょうか。なお、減七のような不協和音への進行には対斜は禁じられていません。これを覚えておくと、実施の時に色々役に立つかもしれません。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
和声―理論と実習 (1)』に続く、通称「芸大和声」の第2巻です。本書は《全3巻+別巻》でひとつの書物であり、1巻から始めなければ意味がなく、また3巻の最後まで進まなければ到達可能な射程は短いものです。

本書では教程上、第1巻の初めからバス課題のみを実施し、本巻の最終章からソプラノ課題を行うようになっています。一般に、バス課題の実施というのは比較的容易に行えますが、ソプラノ課題については和音が定まっておらず、より多くの実施可能性があるので格段に難しいものです。本巻の章立てでは「ソプラノ課題」ということで全8章のうち1章ですが、その章の実習にはそれ以前の記述内容や知識を総動員する必要があります。巻頭に掲げられているモデル履修プラン(各章ごとに要する大体の授業回数)では全25回中6回の授業があてられていることからも、やはりここが全巻中でも有数の難所であるように思われます。

本書のような音楽理論書や教程書の類については、《独習できるのかどうか》ということがしばしば話題になります。第1巻冒頭に掲げられている「本書の趣旨」では、“和声の授業が本来実技の実習に属すべきものであり、実技の実習は個人指導によらないかぎり充分な成果がみられない”とあります。実習であるならば当然、教師についてレッスンを受けることは必要ということになるでしょう。

ただし、レッスンが必要であるということは、書物の存在や独学独習することの意味まで否定するものではありません。実習が必要とされる他の事柄、例えば楽器の教習などにおいても、《レッスンのときにしか弾かない生徒》というのは最悪であろうことは容易に想像がつくところです。むしろ、文字になっていることはすべて独習するぐらいの勢いでやらなければ、個人指導を受けても成果はあがらないのではないかと思います。

漠然と音楽を聴いたり、自分の作りたいように作るだけならば、わざわざ書物やレッスンなどに依らなくても、いつでもできます。しかしながら、もし《他の人がどう感じるのか》を知りたいのであれば、先人の感性の結晶である理論書や技法書、とりわけ本書のように長い間多くの人によって使われてきた定番教科書に触れることが意味を持ちます。文字になっている和声の書物としては、漸進性や体系性、詳細さの点において本書はやはり優れています。
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14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
この本は、『和声―理論と実習 (1)』の続編となっており、主に準固有和音や借用和音を扱っています。
第I巻で和声の基礎を学び、この第II巻ではより深い内容に入っていくので、第I巻をよく理解して
おかないとかなりツライです。
しかし、和声のおもしろさをこの本で再発見すること間違いないので、オススメの一冊です。
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