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命日 短篇セレクション 幻想篇 (短篇セレクション) (集英社文庫)
 
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命日 短篇セレクション 幻想篇 (短篇セレクション) (集英社文庫) [文庫]

小池 真理子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

生きているものたちの後ろにひっそりとある異界のものたちの存在。彼らは何を伝えようとしているのか。恐怖より悲しみ、不思議より美、幻想に満ちたあやしのホラー短篇集。 (解説・辻 章)

内容(「BOOK」データベースより)

仙台の家に引っ越してから、姉の繊細な神経はますますその度合いを増していくようだった。見えないものを見、聞こえない音を聞く。それは死者の気配。(表題作「命日」より)生きているものたちの後ろにひっそりとある異界のものたちの存在。かれらは何を伝えようとしているのか。恐怖より哀しみ、不思議より美、幻想に満ちたあやしの交流を、流麗な筆致で描く恐怖短篇集。

登録情報

  • 文庫: 216ページ
  • 出版社: 集英社 (2002/6/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087474569
  • ISBN-13: 978-4087474565
  • 発売日: 2002/6/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
この短編集の中の「ミミ」。とにかく読んでみてください。こわくて、かわいそうで、かわいくて。ミミという、こよなくピアノとピアノ教師を愛する少女の霊の切ない話です。ミミが主人公に話し掛ける声は「瓶の中で話したようなくぐもった声」、主人公の膝を求めるミミの髪の毛のにおいは「海藻のようなにおい」そしてミミは、時としてぽっかりと目を空洞にさせた姿で主人公のもとに現れてしまう。愛らしいミミ、でも、それはあの世のもの、この世にあってはいけないもの・・・。「生と死」について、だれもが立ちすくんでしまうであろう主人公の二律背反した気持ちが鮮やかです。これ1篇でも買う価値あり。ほかの短編も質がそろっています。
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形式:文庫
長編の得手な作家でも、短編を書かせるとまったく不得手、という作家は多いが、小池真理子に関しては、どちらでも安心して読んでいられる。「恋」で新境地を開拓した感があるが、この作品では小池ワールド満開、と言うべきだろう。
親、あるいは友人、恋人の命日に不思議な邂逅を果たす人々を主人公とした短編集である。小品ではあるが、どれも秀逸な短編に仕上がっている。元祖小池ワールドに浸りたい方には、強くお奨めの一冊だ。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
タイトルからして怖そうです。「命日」「家鳴り」「流山寺」「水無月の墓」「ミミ」以上5篇。

切なくて怖い作品が並んでるので根っからの小池さんのファンや幽霊話や怪異のお好きな方には恰好の作品だと思う。
私的には、若干ホラー作品に対する苦手意識がある為に少し読みづらかったかな。

どの作品も死者が近くに現れますので、読まれる方の感性によって捉え方が違ってくるなあと思います。
どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが幻想かが気にせずに読める方には心地よいかもしれません。
私の1番のお気に入りは「ミミ」です。ミミちゃんが可愛くて切ない話です。

それにしても小池さんの美しい文章は本作のような作品によって最も際立って見えるようにも思いますね。
さりげなく書!いてて怖い“怪談短篇集”と言えそうです。
真夜中に読んだらもっと面白かったかもね(笑)

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