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命令一下、出で発(た)つは―在ラバウル、五八二空の死闘
 
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命令一下、出で発(た)つは―在ラバウル、五八二空の死闘 [単行本]

松浪 清
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

命令一下、基地出で発つは、胸に銃後のはらからの…。十字砲火に傷つきてなお屈せず、からくも生還を遂げた元先任搭乗員が、青春のすべてを急降下に託して、ソロモンの消耗戦に殉じた若き列機たちの苦悩の素顔と、その空中戦闘を活写した鮮烈、感動の戦記。

内容(「MARC」データベースより)

十字砲火に傷つきてなお屈せず、からくも生還を遂げた元先任搭乗員が、青春のすべてを急降下に託して、ソロモンの消耗戦に殉じた若き列機たちの苦悩の素顔と、その空中戦闘を活写した鮮烈、感動の戦記。

登録情報

  • 単行本: 251ページ
  • 出版社: 光人社; 〔新装版〕版 (1991/08)
  • ISBN-10: 4769801637
  • ISBN-13: 978-4769801634
  • 発売日: 1991/08
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,047,924位 (本のベストセラーを見る)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
感動と言ってしまってはいけない内容だと思う。(「読む価値なし」って意味じゃないですよ。)
著者は、九九式艦上爆撃機の偵察員だった方です。
爆撃機搭乗員で、しかも操縦士ではなく、偵察員の方が語る本書に興味を覚え購入しました。

本書でも、太平洋戦争当初の日本軍の優勢にあわせた戦闘内容だったのが、連合軍に対して劣勢になっていくのにあわせて、次第に戦友が消えていき、未帰還機が増えていくと言った苦しい戦いの展開になっていきます。

 その中で、一番印象に残っているシーンは、敵艦船に爆弾が命中した喜びもつかの間、敵艦船群からの主砲や副砲、無数の40mm機関砲や20mm機銃の銃弾が飛び交う中、海面数メートルの上を一目散に、しかも、投下時は小隊毎に整列して爆弾を投下したのに、投下後は、自分の小隊に別小隊の列機が混じっているなど、まさにちりぢりになって待避し、今度は追い打ちをかけるように、待ちかまえていたグラマンF6Fや、シコルスキーF4Uに追われ、目の前で後続機が打ち落とされていく・・・。そして、すぐ二十メートル後方に位置する片翼一面から炎が引く後続機、帰還できないことを悟ったのか、後続機の操縦士が、著者に「行ってくれ」と言わんばかりに手を前後に合図し、そのすぐ後ろに同乗している偵察員は、著者に対して最後のお別れと敬礼をする。
 やるせなくて、このシーンが、とても印象に残っています。

爆撃機でしかも、偵察員から見た航空戦、銃撃、爆撃、敵戦闘機からの銃撃を操縦士と共に連係プレーで回避する様と言った今までにない切り口で、搭乗員の語るソロモン航空戦に興味のある方にオススメします。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
これまで坂井三郎、岩井勉、岩本哲三など戦闘機関係ばかりを読みあさってきたのですが艦爆、艦攻の搭乗員はどうだったんだろうという興味が沸いてきて、この書を読んでみました。

この書の著者・松浪上飛曹はラバウルの五八二空航空隊で99艦爆の偵察員(先任搭乗員)としてソロモン諸島、ビスマルク諸島方面で幾多の戦闘に参加し多くの戦友が散っていく中、最後まで戦い生き残ってきた方です。

内容について特筆すべきは、その描写の細かい事!
戦地においての幕舎、宿舎での生活、他搭乗員との会話、出撃前の準備作業から離陸→進撃中→そして攻撃と事細かに操縦員との会話等も交えながらテンポ良く描写してあるので本文内に掲載してある地図を見ながら読んでいくと、まるでその場にいるかのような錯覚を覚えるほど。

『ダダダダダダ・・・・私は必死になって旋回銃を連射する。後方のP40はぐんぐん近接してくる。左右に振れていたP40の翼がぱたっとセット。瞬間、ぱっ、ぱっ、ぱっと翼の前縁から火を吹いた。「あっ、危ない!右旋回!」思わず大声で絶叫し旋回をつげた。間髪をいれず北村大尉はさっと右に急旋回・・・後方から迫る敵機の射弾を間一髪でかわしたのだ。』
(※本文より)

とにかく臨場感が抜群で読んでいて飽きさせません。ガダルカナル島をめぐってのソロモン方面での一大航空消耗戦が、いかにすさまじいものであったのか、その激しさ、厳しさを肌で感じる事ができる一冊です。
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