このお話の舞台は秋田県動物管理センター。
そこで殺処分の仕事をしてきた職員の人は、定年退職するまでの間に、実に 8 万 5 千匹に上る犬と猫を天国に見送りました。
『命の教室』で、その職員は子どもたちに訴えます。
『私は 38 年間、殺処分の仕事をしてきました。でも、慣れるなんていうことはありません。ガス室の隣の操作室で、このボタンを押すと犬たちが死んでしまうと思うと、ボタンを押す手が震えてしまいます。ボタンを押すのをためらってしまいます。処分されるワンちゃんやネコちゃんたちを見て、心が痛みます。"助けてあげられなくて、ごめんね"、と謝ります…』
やむを得ず処分を行うしかないセンターの職員たちの気持ちを、センターの取り組みを、そして、命のメッセージを、子どもから大人まで沢山の人に知って欲しいと思います。