松岡修三氏は、3、2、10だそうだ。
斉藤孝氏は、3、2、15だそうである。
子供の年齢ではない。
これは、息を吸って、止めて、息を吐き出すの秒数である。
日本には、美しい型がいろいろとある。
正座であったり、武道の型であったり、それは文化の根幹を
なしていた。
言語化されないことが多いために、良いことも、
悪いことも、戦後、薄れてしまった。
呼吸の仕方という考え方、それ自身がすごく日本的のように感じる。
息を止める行為は多くの哺乳類ができないそうだが、
意識的に取り入れることは、意味がある。
呼吸というと、吸い込むことをついつい考えてしまうが、
一番大切なのは、ゆっくりと吐き出すことにあるのだという。
人間だけが、これだけの複雑な言語を、言葉で伝える。
言葉は吐き出される息に乗って届けられるのだから。
吐き出すことが、生きること、となっていても不思議ではない。
臍下丹田呼吸法、おへその下を意識して、呼吸する方法を
続けていけば、自然と声が出て、存在感がアップし、人生が
変わっていくかもしれない。
呼吸が合えば、不思議な体験ができる一冊なのである。