原著刊行から36年も経つのに些かもふるびていない現代の吸血鬼小説。私が初めて読んだのが中学生くらいで、今回20年振りくらいで読み返しましたが、当時と比べても面白さは全然変わっていず、逆に新しさすら感じて2日くらいで一気読みしてしまいました。興味深いのは後のキングの作品ででてくる、共同体の崩壊等特徴が既に幾つか垣間見られる処。既にこの時点でキングは完成していたと思わせます。「シャイニング」を初期の頂点とする人が多いと思いますが私は本書と甲乙つけがたいです。これがなければ「屍鬼」も「殺戮のチェスゲーム」なかったはず。まさに現代の古典。
昔、聞いた話だと続編の噂もあったそうですが、残念ながら今のところ実現していず、残念。