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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
反面教師として役に立つ,
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レビュー対象商品: 告白 (文春文庫) (文庫)
著者がどのような取引を行って巨額損失を出すに至ったかを知りたくて読みました。取引の内容が比較的詳しく語られており、参考になりました。 事件の発覚から結審にいたるまでの人間模様もリアルに描かれており、興味深く読めます。 他のレビューでも指摘されているように、著者は加害者意識が希薄であり、(というよりむしろ被害者意識すらもっており、) 単に自分の損失を隠すために無断取引を重ねたにもかかわらず、「会社のためにやったのになんで訴えられるのか」と 会社に復讐心を燃やしています。 こうして自己を正当化してしまう心理・考え方も反面教師として役立ちそうです。 文章は読みやすく、さらっと読める本だと思います。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
管理職になる人は読むべき,
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レビュー対象商品: 告白 (単行本)
管理職になる人、特にトップマネジメントになる人は、この本は必ず読むべき本である。著者は、大和銀行巨額損失事件と使い込む事件の犯人である。こういった事件もの本で、犯人が書いたものは、たいていついついやってしまったというようなお決まりものにありがちであるが、この本に関しても同様な流れである。しかし、他の本と大きく違うのは、具体的かつ詳細にその泥沼に陥っていった過程が書いてあることである。著者が事件の告白を行った後、銀行に守られるような錯覚に陥っていた記述に関しては無性に腹が立つものの、実際にこのような立場に陥った人間ならばこのような反応するのは普通のことであろう。となった場合、企業はこのような事態を避けるべく行動しなければならない。もちろん事件を起こさないように構造考えて行くのが当然のことであるが、事件はどのように注意していたとしても、起こりうるものであり、その後の対処の仕方によっては市場や監督官庁が持つイメージを大きく変わることが可能である。 残念ながら、大和銀行の場合には現状把握に関して非常に甘い見通しを持っており、監査人も職業意識非常に乏しいものであったと言わざるを得ない。自分の部下を信頼するということと、任せきり、丸投げするということが違うということをトップは充分に理解しなければならない。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
銀行という組織の意外な薄っぺらさに驚く,
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レビュー対象商品: 告白 (文春文庫) (文庫)
日本の都市銀行といえば、かつては泣く子も黙る巨大な組織というイメージがあったが、今となってはあのころが遠い昔のように感じられるほど弱体化してしまった。この本は作者の個人的体験としてもおおいに興味をそそられるが、ある時代の日本の銀行組織についても多くのことを学べる本である。「経営」とか「危機管理」とか「チェック」といった機能が実は全く不在であったことに、あ然とする。これから社会に出る若い人たちに読んでもらいたい。
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