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200 人中、175人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
買うつもりはなかったのに,
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レビュー対象商品: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) (文庫)
手に取ってあらすじを見、第一章から読み始め、気が付いたら第一章の半ばを過ぎていたので、観念してレジに持って行きました。読み始めたら止まらない。ぐいぐい引き込まれる。 しかし、読んでいて楽しいわけではないという、何とも奇妙な読後感です。 「知りたい」欲求を次々満たしてくれる本、というのでしょうか。 そういう意味では、好奇心満々で教師の話を聞いていた生徒たちと似たようなスタンスでいたのかなと思う。 「ちょっとこわい、でも知りたい。」 まるでセンセーショナルな事件についての週刊誌の記事を読んでいるような感じ。 そういう意味では、本当かどうかはあまり関係なく、ただ野次馬的に「知りたい」と思ってページをめくった。 だから、感情移入はなかった。 敢えて言えば、森口先生の「子供を殺された悲しみ」。 それと、まわりを「馬鹿ばっかり」と見下す少年A。 いろいろ性格と立場の違う登場人物が用意されているので、見方が近い人は見つかると思う。 (後でそれが裏切られたりするけれど。) 皆さん仰っているように、読後感は、よくはない。 「あの時ああしていれば・・・」「思いとどまっていれば・・・」「そんな思い付きがなければ・・・」「その一言さえ口にしなければ・・・」の連続だから。実生活だったら堪えられません。個人的に、その逆の連続の小説の方が好きだ。 すごいなと思ったところは、少しずつ、前の語り手の斜め上を行く真相を次の章で開いて見せて行ってくれることかな。 よく練って作られたお話だと思います。 それだけに、登場人物の行動や心理が、ストーリーのために準備されたものであるような印象は否めません。 語られたことがすべて真実かどうか? ということは、読後一日たって、重要なことではなくなっています。 ただ、Aの母の反応は、知りたかった。 何とも、無責任な感想です。もっと親身になって考えればいいのに・・・それがない。 これが一番「後味が悪い」と思う原因かもしれない。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
後味は良くないけど面白い,
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レビュー対象商品: 告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) (文庫)
登場人物が語るという形式で書かれているのが良かった。目線が変わるだけで同じ事柄が こうも違って見えるのかと驚かされます。 設定も中学生と大人というのがまた良かった。 もしこれが高校生や大学生であったら、 本書はもう少しつまらなくなっていたと思う。 また、監督が全員が嘘をついてないと信じているのかと 言ったところにはっとさせられた。 非現実的な内容だけど、 中身は人間性を如実に表していますね。 この作品は面白いです。 ただ、後味は良くないですね。
147 人中、119人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
本屋大賞に物申す,
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レビュー対象商品: 告白 (単行本)
筆力は素晴らしいと思います。多少、無理な設定はありましたが、それでも、全体的な構成力、緻密な文章力、心理描写……いずれも見事です。ということで、とりあえず、三点★です。ただ、この作品が「本屋大賞」を受賞したことは、残念でなりません。「本が売れないといわれる時代、売り場からベストセラーを作る」……これが本屋大賞の第一コンセプトだった思います。また、「書店員自身が自分で読んで『面白かった』『お客様にも薦めたい』『自分の店で売りたい』と思った本」ということも大きなコンセプトですよね。 この『告白』は、本屋大賞以前に、十分売れていました。ほっとおいても、読者の興味は十分そそる本ですよね。でも、書店員さんというプロは、もっと違った目で本を選んでほしいと思うのです。それが「売り場からベストセラーを作る」という気概のように思います。そして、この本が「全国の書店員さんが、今年一番、読者に届けたかった本」であるということに、本当に残念な思いでいっぱいになってしまうのです。 私は「書店員さんが、ぜひ届けたいと思ったベスト1」と思って、「本屋大賞」を信じてこの本を買いました。この作品が、「江戸川乱歩賞」「山本周五郎賞」さらには、たとえ「直木賞」を取ったとしても、私は「まあ、それもありかな」と感じると思います。「その年、一番のベストセラー」だとしても、もちろん、なんの違和感もありません。 しかし、「書店員さんが読者に届けたい」という「本屋大賞」だけは、どうしても違和感があります。 残念ですね。「本屋大賞」に参加している書店員さんは、この本を多くの読者のもとに届けたいと思ったのですね……。
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