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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい恋愛譚に涙!,
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レビュー対象商品: 告白的恋愛論 (単行本)
これまでの小説のモデルにもなった、数々の女性たちとの思い出や、秘められたエピソードなどが赤裸々に語られている。普通はいろんな悲喜交々ありつつ恋愛をしても、ほとんどは別れて音信不通となってしまうけれど、渡辺先生くらいじっくりと年月をかけて恋愛していると、いい意味で枯れ、こなれた物語になってしまう。(物語にしているのは先生の筆力か。笑) 9人の女性との話があって、中にはジーンと心に沁みる余韻を残す話や、30年、40年という時間をかけた壮大な恋愛に夢が膨らんだり、いずれも素晴らしい恋愛譚だ。 男性も女性も、恋愛を通じて異性に影響を受け、育てられたような経験がある人には楽しい内容だと思います。 PS 渡辺淳一ファンにとっては、先生の回想のはずなのに、モデルとなった女性の話を読みながら、昔の小説の内容が懐かしく思い出されたりするのが不思議な感覚で面白いかも(笑)。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どこまで本当かわからない大胆極まりない回想記。,
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レビュー対象商品: 告白的恋愛論 (単行本)
1995年12月から1997年10月までの間、全集の月報に連載したとあるから、まだ62歳から64歳の間に執筆したことになる。「本人はともかく、周りの人々には極力、知られぬよう、名前や周囲の状況も、多少、変えて書いたケースも少なくない。」とあるが、「わたしがかつて関わり、恋して愛した学んだ、十人の女性との回想記」に違いはないから、およそ大胆極まりない告白本である。 本書を通してわかったことは、著者は出会った女性に対して先々までかなり未練がましかったことである。 「男はたとえ別れたとしても、関係のあった女性のことを完全には忘れきれない。かつての女性への思いは容易に断ち切り難く、心のなかで思う強さは薄れていっても、その女性の残滓のようなものを、いつまでも引きずって生きていくことが多い。」とは、本人の述懐として非常にリアリティがある。 東京に遊びにきた前の彼女を家に泊めたら、今の彼女と出くわして口論となり、前の彼女がショックのため睡眠薬を飲んで自殺未遂した話や、病院の昼休み、ほんの1時間ほどの間に、走って彼女の部屋に行き、その間にセックスもすませて、急いで戻って手術室に飛び込んだこともあるとか、付き合っていた女性の家にいったら、男がいたため、かっとなってチェーンを金鋸で切って侵入しようとしたところを、住居侵入の現行犯で逮捕された話とか、どこまで本当だかわかならい話が満載であり、非常に楽しく読めた。
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