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吾輩のご主人―天才は猫につくられる
 
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吾輩のご主人―天才は猫につくられる [単行本]

原口 緑郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

九人の愛猫家列伝。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

原口 緑郎
1940年神戸市生まれ。英国ケンブリッジ大学で検定・CCEに合格。教職について後、中東でコンサルタント業務に従事。1994年、世界で唯一の大人感覚の、猫を題材とした新聞、月刊『ねこ新聞』を創刊。一年後、病気で倒れたが、約六年後、病をおして復刊。車椅子編集長として現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 213ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2007/05)
  • ISBN-10: 4309018211
  • ISBN-13: 978-4309018218
  • 発売日: 2007/05
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 693,942位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
「ねこ新聞」で知られる著者の連載「愛猫家列伝」に加筆した一書である。

 天馬空をゆくエコロジーの巨人「南方熊楠」が50年間書き続けた日記を精読して「ぶらっとロンドンの街を歩く時でも、彼の目はいつも町の猫の動静を細かく追って観察していた」ということに驚く。

 日本人の心の種を播いた「岡倉天心」はボストン美術館のガードナー令夫人へ書いた愛の書簡が紹介されている。もらったペルシャ猫を進呈して帰国するときの書簡「お前は世界中の猫を殺してしまったようなものさ。何故って、お前だけがわたしにとって唯一の親愛なる猫なんだもの。…猫族の女性なぞとは懇意にならない方がいいと思うね。お前を理解するようなふりをしながら、実は彼らの眼と全く同様な恐ろしい爪を隠した腹黒い奴ばらなのだからね」

 羊頭狗肉ニッポン亭を射る「シュバイツァー博士」の高邁な志操に傾倒し、夫婦でアフリカに赴いた医師高橋功は博士と猫との出会いを書いている。「その左腕に抱かれたシチ(迷い込んできた猫)が眠りこけると、その安眠を妨げまいと、右手だけで書きものをこなした」

 猫を通してここで取り上げた人たちは、期せずして、純粋な汚れのない「道を極めた人たち」である。無垢な猫たちへのまなざしは、魂の地盤を喪いかけた現代を忌避する心を裏に秘めている。
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11 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
南方熊楠以下の短い伝記を連ね,その中に時たま猫が出てくるだけの話で,天才と猫の対話などは全くない.これでハッピーになれる猫好きは余程重症の患者ではないか.著者がそもそも糖尿病などで身体が不自由なため,読んでいる方としては二重に気が重い.少なくとも普通の猫好きの方々には推薦できない.
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