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吸血鬼ハンター [DVD]
 
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吸血鬼ハンター [DVD]

5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 出演: ホルスト・ヤンソン, ジョン・カーソン, シェーン・ブライアント
  • 監督: ブライアン・クレメンス
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語
  • 字幕: 日本語, 英語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: エスピーオー
  • DVD発売日: 2002/11/08
  • 時間: 88 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B00006JOXH
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 98,938位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

チャンバラ映画や西部劇の快活なアクションをユーモラスに合体させた、講談調ホラー映画。かつてプルシア軍の一員として戦っている間に母と妹を吸血鬼に殺されたキャプテン・クロノス。復習のため吸血鬼ハンターとなった彼は、ある村へと辿りつく。

内容(「Oricon」データベースより)

母と妹の復讐のために吸血鬼ハンターとなった男“キャプテン・クロノス”の活躍を描いたホラー。ホルスト・ヤンソン、ジョン・カーソンほか出演。

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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ROADRUSH トップ1000レビュアー
キャプテン・クロノス-吸血鬼ハンターの題名で知られる、ホラーの名作。
ただし、ホラーといってもあんまり怖くありません。
むしろ、「カッコよさ」に力点をおいた作品で、私的には「ブレイド」等のはしりだと思ってます。
ちなみに日本では劇場未公開作で、昔、マニアの間で有名でした。

ビデオが普及したての頃、VHSで出ていましたが、それもすぐに廃盤になっていたはずで、長いこと観ることができない「幻の作品」と化していましたので、DVDで出たというのは驚きです。

中世の暗黒時代を思わせる、前近代的な奥深い森の中のちっぽけな町。
夜な夜な人々を脅かすバンパイヤ。

そこに初老の御者(実は博士)と、若きヒーロー、キャプテン・クロノスが夜の闇を切り裂き、颯爽と馬車で突っ走っています。
彼はバンパイヤの苦手とするものを知りつくした吸血鬼ハンターなのですが、劇中では別段そんな説明はありません。
マカロニ・ウェスタンのヒーローのごとく、謎の人物として颯爽と現れ、人々を救い、去っていきます。

彼は普通の人間ですので、まともに吸血鬼と戦うわけにはいかないのですが、聖なる十字架を鋳溶かして作ったサーベルで、バンパイヤの首領と丁丁発止のチャンバラをやらかします。

「怪傑ゾロ」や「スカラムーシュ」のアクションに、「バンパイヤ・ホラー」を絡め、「マカロニ・ウェスタン」のスパイスをかけたような非常に珍しい作品です。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
個人的には★3.25個の作品です。
監督が「シンドバッド黄金の航海」の脚本家、「ハイランダー2」の原案をした人だと知り、かなり酷い予感がしたのですが、意外とまあまあ楽しめました。
冒頭のショック演出、中盤のミステリアスな雰囲気、やや意外な敵の正体など楽しめます。
吸血鬼モノとしては「マーティン」と並ぶ異色の吸血鬼映画でしょう。
序盤~中盤にかけての少女を襲う悲劇はワンパターンのような気もしますが、飽きずに一気に見れる作品です。
ハマー・プロは本作をシリーズ化することを考えていたらしいですが、本作の興行的失敗でシリーズ化されなかったのは少し残念です。
吸血鬼モノがお好きな方とキャロライン・マンロー(一部で有名な女優さんです。)のファンの方にはお薦めです。
それと本作で少女漫画「ポーの一族」を思い出しました。
ちなみに菊池秀行先生の「吸血鬼ハンターD」シリーズが本作の影響を受けているかどうか知りません。
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By Bo-he-mian トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
「We are the Vampire Hunters. The Professional Vampire Hunters!」
誇らしげに教授が云う。高らかなる吸血鬼ハンター宣言だ。

本作が正式な形でわが国に紹介されたのは1985年。当時、『原子人間』『SFレーザーブラスト』『フランケンシュタインと地獄の怪物』『2000人の狂人』『死体と遊ぶな子どもたち』といったマニアックなホラーやSFをリリースし、こうしたジャンルのソフトの草分け的な功績を残した、にっかつビデオから発売された。ビデオタイトル『キャプテン・クロノス/吸血鬼ハンター』、日本未公開。なぜかDVDでは『吸血鬼ハンター』に改題、キャプテン・クロノスの名前は外された。

吸血鬼ハンターのキャプテン・クロノス(ホルスト・ヤンソン)と相棒のグロスト教授(ジョン・ケイター)は旅の途中で、晒し台につながれていたジプシー娘のカーラ(キャロライン・マンロー)を助ける。やがて3人が辿り着いた寒村では、若い娘たちが老婆のように突如老け込み、死んでしまう奇怪な事件が起こっていた。二人を呼び寄せたのは、村の医師でかつての戦友でもあるマーカス(ジョン・カーソン)。これは吸血鬼の仕業・・・しかも、昼間に活動できるタイプだと主張するグロスト教授。クロノスたちは、早速罠を仕掛け、吸血鬼の足取りをつかもうとするが・・・。

ヴァンパイア・ハンターというキャラクターは、今でこそ漫画やゲーム、映画の中では珍しくもない存在になったが、本作は「吸血鬼退治」を本格的な生業としたキャラクターを主役に据え、吸血鬼と対等に戦う戦士という意味で「Vampire Hunter」の言葉を意識的&本格的に使ったおそらく始めての映画なのではないだろうか。
吸血鬼ハンターものといえば、先行する作品に『ポランスキーの吸血鬼』のジャック・マクゴーランとポランスキーが演じるコンビがあるが、この映画では「Vampire Killer」という言葉が使われていて、昼間寝ているところを杭で一突き、という感じでキャラクターも武闘派ではない。
本作の画期的なところは、「剣戟」「活劇」の要素を怪奇映画に持ち込んだことで、これが菊地秀行氏の「吸血鬼ハンターD」のルーツとなり、以降の日本の漫画やゲームへと枝分かれしてゆくことになる。
余談ながら、菊地氏は大の怪奇映画ファンで、小説のあとがきには必ず「○○を観ながら」と、お気に入りの映画のタイトルで〆るのをお約束としているが、「D」のシリーズのあとがきに本作のタイトルを記し、まさにこの映画からインスパイアされたことを明かされていた。特撮雑誌「宇宙船」でも、'80年代に菊地氏はホラー映画などの紹介記事を書いていて、まさに現在の「映画秘宝」系ライターの先達のようなお方でもあるのだ。

さて、その「宇宙船」の懐かしい記事をひもとくと、本作を“「ゼンダ城の虜」に吸血鬼が出演”とか“剣戟股旅吸血鬼映画”といった表現で紹介しているのだが、もう一つチェックしたいのは、クロノスは西洋刀の他に、何と日本刀を使う二刀流なのだ!「サムライ・ソードを振り回してヴァンパイアと闘うガイジン」は間違いなく、このクロノスが最初であろう。
1974年製作。ジャパニメーションの影響を受けたホラーアクションが海外で隆盛し始める'90年代にあまりにも先んじ過ぎていて、「斬殺者」の無門鬼千代じゃあるまいし、なぜこの時代にこんな斬新・奇抜な混血剣法を発想できたのかずっと知りたかったのだが、監督・脚本を務めたブライアン・クレメンスが、どうも黒澤明のファンらしく、そのオマージュとして日本刀を持ち込んだようだ。海外版DVDには、監督のクレメンスとキャロライン・マンローの音声解説がついているが、監督が「ここはクロサワ映画だ!」とか「ここはジョン・フォード映画の構図だ!」とか熱く語っておられる(笑)。

実はこの映画は色々な意味で斬新で、もう一つ語りたいのは、他のレビュアーの方々も指摘していることだが、この映画に出てくる吸血鬼は、実は血を吸わないのだ。じゃあ吸血鬼じゃないじゃん!とツッ込まれるかもしれないが、これは実に珍しい「オド吸血鬼」という種類のヴァンパイアを扱った映画でもあるのだ。劇中にこそ「オド・ヴァンピリズム」という言葉は出てこないが、グロスト教授が、吸血鬼には様々な種類のものがいる、と説明するくだりがある。
では、この「オド吸血鬼」とは何ぞや・・・?これは、パラフィンやクレオソートの発見者でもあるカール・フォン・ライヒェンバッハ(1788〜1869)が提唱した「オドの法則」を根底にしたヴァンピリズムなのだ。「オド」とは、人間の肉体が発する一種の動物磁気、オーラとも呼ばれ、今風に云うと生体エネルギーを吸い尽くす吸血鬼、つまりトビー・フーパーの『スペース・バンパイア』に出てくるような吸血鬼なのだ。もちろんマチルダ・メイのように全裸ではありませんが(笑)。

さて、こんなアイディア満載の映画がどうやって生まれたのか?本作の監督・脚本を務めたブライアン・クレメンスは、『シンドバッド黄金の航海』の脚本家だが、そもそもイギリスの人気テレビドラマ『アベンジャーズ』の脚本家なのだ。特に、彼がシリーズに参加した3rdシーズンは、ダイアナ・リグ演じるヒロインのエマ・ピールが大人気となりアメリカでもヒット、日本でも『おしゃれマル秘探偵』というタイトルで放送された。もともとはスパイ・アクション的な内容のシリーズだったのだが、ロングラン化する中で、クレメンス参加以降は珍妙なアイディアが炸裂。人形劇で殺しの指令を出す変な暗殺組織はまだいい方で、宇宙生物や殺人ロボット、電気人間にシースルー人間など、奇天烈な敵やアイディアが次々と繰り出され、もはやスパイアクションの枠を越えて何でもアリのエンターテイメントと化す。つまり、クレメンスはとにかくサービス精神旺盛なアイディアマンなのだ。

そんなクレメンスならではの、お約束に縛られない吸血鬼(陽光の下を歩く、血を吸わない)の設定に始まり、とにかく細かいところにこだわる演出が楽しい。吸血鬼が通過すると、地面の花が枯れたり(まさにオドを吸われたのだ!)、村のチンピラに取り囲まれたクロノスが、チャンバラを始める前にわざわざ正座して余裕を見せたり、刀に仕込んだ鏡による吸血鬼の「邪眼」返し、哀れ吸血鬼になってしまったマーカス医師を殺そうとするも、杭を打ち込んでも、首を括っても、火責めも通用せず途方に暮れるちょっとコミカルなシーン(?)、そして蘇った「伝説の剣豪」との一騎打ち。さらに、ハマーの女吸血鬼ものが好きな人はニヤっとしてしまうかもしれないが、実はカルンシュタイン・サーガの番外編でもあったのだ!・・・などなど、久しぶりに観直してみたら、意外やサービス満点、かなり楽しんでしまった。

主演のホルスト・ヤンソンはドイツ人だが、「乗馬とフェンシングができた」ため主役に抜擢されたという。クレメンス曰く「顔がポランスキーに似ている」。さすがにそこが決定打になった訳ではないだろうが、う〜ん、「吸血鬼ハンター顔」とかいうのがあるのでしょうか?しかし、さすがに吹き替えなしでのチャンバラは観ていて痛快。

ヒロイン演じるキャロライン・マンローは「B-MOVIES」大好き少年にはもはや説明不要の女王様だ。女奴隷やジプシー娘など、社会の中での抑圧されたキャラクターを「Bガールズ」的魅力で演じさせたら右に出るものなし。何かとクロノスに迫っちゃう、いけない娘を好演。髪の毛にいっつも藁がまとわりついている彼女、ひとつゼイタクを言わせて頂ければ、奔放なジプシーダンスが見たかった!

相棒のグロスト教授は、せむし男。もう今の映画ではこういうキャラクターは無理だろうが、怪奇映画の醍醐味って、実はこういう屈折した脇役がいる事だと思うのだ。背中に瘤を仕込んで、自分の容姿にコンプレックスを抱くオカルトマニアを、ジョン・ケイターがこれまた好演。本人は見るからに健常者なので、ややせむしにはムリがある感が漂っているところが、またハマーっぽくて悪くないのだが(笑)。

本作は、シリーズ化を前提に製作され、クロノスの因縁の過去(母と妹が吸血鬼に襲われている)に、秘められた設定(吸血鬼に対する免疫があるのを暗示するような素振り)などもあるようだったが、ハマーとしては厳しい時代に製作されたため、シリーズ化は叶わなかった。残念な作品だ。

日本版DVDは、音声解説がついていないが、その代わりに海外版には収録されていない特典映像、「World of Hammer」というBBC製作のドキュメンタリーシリーズの、「女吸血鬼篇」を収録。オリバー・リードがナレーションを務めるこのシリーズは、他のハマー映画ソフトの特典でご存知の方も多いと思う。シネフィル・イマジカ ― SPO、憎いサービスしてくれます。
映像は、標準的なDVD画質。何箇所かフィルム傷が入っているところがあったが、全体的な印象は問題なし。

現在の、ケレン味たっぷりのハリウッド製ホラーアクションを見慣れている方は地味な印象を受けるかもしれないが、西洋剣戟と怪奇映画をミックスしたような世界を愉しみたい方にはオススメだ。「悪魔城ドラキュラ」も「HELLSING」も「BLOOD」シリーズも、この映画がご先祖様だという事は忘れてはいけない。
最近は中古ソフトも値が落ちてきて、お買い得タイミングになっている模様。
早い者勝ちだ!
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