言葉を紹介する本となると,なんとなく自分との距離感を抱くものが多い中,
本書は今を生きる方々が多く登場し,過去の偉人や有名なフレーズに交じり
つつも決してその距離を感じることなく,むしろ渾然一体となって著著の思い
と共に語りかけてきます。
その言葉のいくつかが自分の心にさざ波を立てました。これが前書きにある
「気分の悪くなる」という意味でしょうか。でも,これは間違いなく今の自分の
“本心”の動きであり,その動きを自分で感じることができたことは,新たな
気づきでした。
ちょうど今週,離れて暮らす大切な,でもわだかまりのある人の病気が明らかに
なり,何か落ち着かない状態でいました。自分の本心と向き合った結果,明日の
イベントはキャンセルし,その人に会いにいくという行動を自分で選択しました。
ささやかですが,この決断がポジティブな「何か」と感じています。
本書との出会いは今の僕にとって最高のタイミングでした。そして,鮮やかな
黄緑色のページが印象的なこの本は,また違うタイミングで新たな気づきに得る
ことができる本だと感じています。本書に出会えたことに感謝します。