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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
電子でも想いは伝えられるか。,
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レビュー対象商品: 君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス) (文庫)
37人のエッセイ集。「ダ・ヴィンチ」 日本テレコムがスポンサーだけあって、電話をモチーフにしたエッセイばかりであるが 一人5ページ+スナップ写真と一言と言う構成で、ちょっとした空き時間に数話読める。 実話(らしいもの)あり、フィクションあり、愚痴あり(^^;で楽しめます。 ちなみに執筆陣は、五十音順で、 1 有栖川有栖 15 鴻上尚史 です。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ひとは伝えたい気持ちをあきらめられない(鷺沢萠),
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レビュー対象商品: 君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス) (文庫)
80年代後半から90年代末にかけて、NTTが「ふれあいトーク大賞」と称するエッセイ賞を設けていたことがあります。コミュニケーションをテーマに綴った文章を広く一般から募集し、年に一度文庫サイズにまとめて出版していました。市井の人々の何気ない日常の中にも、人と人とが言葉をかわすことで小さな温もりあるドラマが生まれる。そのことを教えてくれる掌編が詰まったこのエッセイ本が私はたまらなく好きでした。2000年度を最後に賞が打ち切られてしまったようで、大変残念な思いをしています。 本書「君へ。」はそのNTTに倣ってか、日本テレコムが同じくコミュニケーションを主題に月刊誌上で連載していたエッセイをまとめた一冊です。 書き手の中で私が最も好きな鷺沢萠の作品は、実に彼女らしい、巻頭を飾るに相応しい恋の物語ですし、高橋源一郎が母の言葉を綴った一編には、電車の中で読んでいる最中に不覚にも涙がこぼれそうになって困りました。 日本人は以心伝心の世界で生きることを良しとするために、欧米に比較すると感じたことをそのまま言葉にすることを憚る傾向がどうしても高くなります。 瀬名秀明が書いているエッセイの一文が殊に心に響きました。 もっと言葉を交わしたい。そのためにももっと言葉を磨きたい。そんな読後感を味わうことができました。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人と心と心が、近く思えた時の嬉しさが詰まってる,
By すみん (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス) (文庫)
一度は聞いたことがある作家たちの短いエッセーが37話ありどれも、とても丁寧な中身でした。「ダ・ヴィンチ」の連載「日本テレコムマンスリーエッセイ」を1冊にまとめたとのことで、テーマは「コミュニケーション」。テーマはあるものの個性溢れる作家さんたちのエッセーはどれも話の切り口が見事に異なり、誠実さがあふれ、一気に読んでしまうのがもったいない内容が多く、まさに粒ぞろいのエッセー集です。人間同士の間でこれほどまでに心があたたまる、時に癒される、または元気がもらえる、または胸を打つ出来事があるのだろうか、それを伝えてくれる作家さんたちの短いページにこめられた文章、エッセーに感動しました。まさに37話、異なる感動がありました。 今の私には、高橋源一郎氏の「白紙」がずんと胸に突き刺さったような哀しさを感じてます。「白紙」におけるお母様の話は短い話なのに鮮烈でした。 精神的に疲労を感じた時とか、つい人間不信に陥りそうな時とか、また本書をパラパラとめくってみたいなと読後は思う。人との関わりで感じる気まずさがあっておかしくない、また人と心と心が近く思えた時の嬉しさが本書を読んで思い出せるんじゃないか・・とそんな本でもあると思いました。またまだ読んでなくて人との関係で気まずさを感じてる人にもおすすめの本です。
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